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Lesson – 最強のドラム練習帳 〜 Vol.05 マイク・ポートノイに学ぶ発展型ツーバス・テクニック 〜

  • Text:Michiaki Suganuma

フレーズがワン・パターンになってしまう、プロ・ドラマーが叩くようなカッコいいテクニックを身につけたい、とにかくもっとうまくなりたい……そういったドラマーにオススメしたいのが、凄腕ドラマー25人のマル秘テクニックが学べる教則本=『最強のドラム練習帳〜名手25人の究極技〜』。ドラマガWebではそのコンテンツの一部を公開! 今回紹介するのは、ドリーム・シアターを経て、現在はサンズ・オブ・アポロなどで活躍する超絶ロック・ドラマー、マイク・ポートノイのツーバス・テクニックについて解説していこう!

フレーズ&テクニック解説

マイク・ポートノイは変拍子にも対応したツーバス・テクニックや、多点セットによるアイディア豊富なプレイで知られるテクニカル・ロック・ドラマー。2010年まで所属していたドリーム・シアターの楽曲は、リズム展開が目まぐるしく変化する組曲的なものが多いが、それらに対応した複雑なパターンをいとも簡単に叩きこなしてしまう。また、ツーバスを絡めた高速フィルも魅力。ルーディメンツなどのテクニックもしっかり身につけており、ステージ上でのショーマンシップにも富む。彼のセットは「ツイン・モンスター」と呼ばれる2つのセットを合体させた巨大なもので、曲によって叩き分けている。そのテクニックとカリスマ性で若いドラマーへの影響力も大きい。

ベーシック・アプローチ

ツーバスを効果音的に用いたフレージングの一例(Ex-1/0:00〜)。4小節目のフィルは、ツーバスの特徴的なフレージング。クラッシュの連打にツーバスを合わせるのも常套手段で、こうしたプレイが自然にこなせるよう、ツーバス・プレイに慣れよう。

マイク・ポートノイ流アプローチ

8ビートのパターンに、ランダムに左足を組み入れたパターン(Ex-2/0:14〜)。右手が4分音符なので、ビートをキープするのが結構難しい。まずは右足だけで基本ビートになじんでから左足を加えて、リズムの乱れがなくなるように練習しよう。


Ex-2と同様のアプローチだが、ツーバスの連打が増えている。Ex-30:27〜)ビートがハーフ・タイムになっているので、リズム・キープにも注意。最初は右手を8分音符で叩いてみると、右手、右足が同期する形になるので手足のコントロールが楽になるはず。


Ex-2、3と同じ手法にツーバスを絡めた6連のフィルを加えたもの(Ex-4/0:36〜)。このフィルはスピード感と迫力を加えていくには非常に効果的。ツーバスの連打のタイミングが広がったり、手の部分と重なったりしないように注意しよう。

ドラマガWEB 最強のドラム練習帳

Vol.01 ジョン・ボーナムに学ぶ8ビートの発展パターン&フィル
Vol.02 ジェフ・ポーカロに学ぶハイハットによるリズム構築
Vol.03 コージー・パウエルに学ぶ重量級ツーバス・ドラミング
Vol.04 チャド・スミスに学ぶロックとファンク・ビートの融合