11. 「ファイアボ-ル」 Drums:イアン・ペイス

ロックにおいての、ツーバスを用いたドラム・イントロのパイオニアと呼べる名演。作品の発表当時は、ツーバスによるフレーズだとは思われず、映像でこの曲だけセッティングがツーバスになっているのをみて、謎が解けたドラマーも多かったという逸話も残るほど。スネアによる強弱がランダムに変化するフレージングはジャズからの影響もうかがえ、最後のフィルのスピードは現代のへヴィ・ロックにも通用するインパクトがある。

12. 「ウォーク・ディス・ウェイ」 Drums:ジョーイ・クレイマー

ロックンロールをベースとしつつ、ハイブリッドな音楽性にも果敢にチャレンジしていた当時のエアロスミス。このポップなグルーヴが特徴的なイントロ・フレーズは、RUN DMCをはじめ、のちにヒップホップ界隈でもカヴァーされることになった。

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13. 「迷信」 Drums:スティーヴィー・ワンダー

バウンスしたファンキーなドラミングから始まる楽曲で、驚くべきはスティーヴィー自身が叩いているということ。楽曲全体に漂うグルーヴの見事なまでの一体感と、ファンキーさの秘密は、このドラム・イントロにあると言っても過言ではないだろう。

14. 「ロックンロール」 Drums:ジョン・ボーナム

このイントロは、リトル・リチャードの「キープ・ア・ノッキン」で、アール・パーマーが披露したプレイに影響を受けているというのは有名な話。この両手で同時に刻む叩き方は曲中も持続している。曲名や曲の内容からも、先人に対するリスペクトが感じられる。

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15. 「スクウィブ・ケイクス」 Drums:デヴィッド・ガリバルディ

ブラス・セクションと絶妙に絡む、メカニカルなパターン作りが持ち味である、デヴィッド・ガリバルディの代表的なリズム型イントロ。後半のリニアも含むリズムの崩しは、テクニックを超越したファンキーさに満ちていて、ファンク・ドラマーの羨望の的だ。