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最強のドラム練習帳 〜 Vol.09 【第二弾】神保 彰に学ぶハイテク・フィルと左足クラーベ 〜
- Text:Michiaki Suganuma
フレーズがワン・パターンになってしまう、プロ・ドラマーが叩くようなカッコいいテクニックを身につけたい、とにかくもっとうまくなりたい……そういったドラマーにオススメしたいのが、凄腕ドラマー25人のマル秘テクニックが学べる教則本=『最強のドラム練習帳〜名手25人の究極技〜』。ドラマガWebではそのコンテンツの一部を公開! 今回は、デビュー40年の総力特集として2021年1月号の表紙を飾る神保 彰にちなんで、彼のアプローチの第二弾を特別公開!!
リズム&ドラム・マガジン2021年1月号
▼第一弾はこちらをチェック!!▼
【第二弾】神保 彰流アプローチ
ルーディメンツのテクニックを使ったフレージングのバリエーション(Ex-4/0:00〜)。第一弾で紹介したEx-2と同様の6連とラフを多用したアクセントの移動が特徴。アクセントの部分は右手で統一されているのがポイントだ。ある程度速いテンポでは、ラフは6連のようなタイミングとなる。
ソロ、フィルでよく使われる手順を使ったフレーズ例(Ex-5/0:11〜)。Ex-2の6連フレーズの展開型とラフを使ったアクセント移動、さらにパラディドル・ディドルの6連フレーズが含まれている。右手の手さばきが神保流プレイの秘訣だ。
32分音符によるパラディドルを使ったアプローチ(Ex-6/0:22〜)。ドラム・ソロなどでの目にも止まらぬ早ワザはこうした手法を用いて叩いている場合が多い。パラディドルの手順としては、最初の1拍目の手順を多用している。まずは手順と移動を確認しつつ徐々にテンポを上げていくようにしよう。最初はスネアだけで叩いてみてもいいだろう。
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