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アコースティックエンジニアリング meets 小笠原拓海 ~プロ・ドラマーが体感したショールーム・スタジオの響き #5~
- Recording:Masakazu Kimura/Movie:Akito Takegawa
- Photo:Takashi Yashima Text:Isao Nishimoto
自宅スタジオを作ったことが
活動の幅を広げるきっかけに

小笠原は、自宅にドラムの演奏/録音が可能なプライベート・スタジオを所有。本誌2022年7月号の『人と楽器』では「もともと練習するための防音スタジオとして使っていたんですけど、コロナ禍になって(中略)ここでレコーディングできるようになれば、活動の幅も広がるんじゃないかと考えました」と話している。そのスタジオを作ったのもアコースティックエンジニアリングだ。設計を担当した同社の中島 元氏は、小笠原宅のスタジオについてこう話す。
中島「建物が特殊な構造であったため一部難しい箇所がございましたが、住宅会社様がこちらのリクエストに柔軟に対応してくださったおかげで、無事に課題をクリアすることができました。そういうやりとりができるのも、建築業者である弊社の強みの1つです。鉄骨造にもかかわらず、鉄筋コンクリートの建物に作ったスタジオと同等の遮音性能が出ているのも特徴ですね」
そして小笠原も「非常に満足のいくスタジオです」と太鼓判を押す。
小笠原「こだわった点は、まずご近所さんに迷惑がかからないこと。何年も使っていますが苦情が来たことはなく、自分の好きなタイミングで仕事できるのでとても助かっています。そして、どうせ作るからには良いドラム・サウンドが得られるスタジオにしたかった。僕の場合はデッドなサウンドが好きなので、そういう音に仕上げていただきましたし、床をコンクリートで作ってもらえたのも大きかったです。アコースティックさんらしい、デッドすぎない感じのサウンドで満足しています」

ドラムはもちろんのこと、プロデュースやアレンジを手がける上でも自宅スタジオを大いに活用しているという小笠原。そのスタジオを使った“宅録”からスタートしたのが、宮里陽太とのユニットSOUND BOXである。今回の動画撮影では、ドラムとサックスの音被りを避けるため宮里はサブ・ルームに入り、ライヴ用のオケを聴きながら小笠原と同時に演奏。その後、写真撮影用にメイン・ルームでも吹いてくれた宮里は、スタジオの感想を「防音スタジオ=響かない部屋という先入観が覆されました」と話し始めた。
宮里「防音スタジオ=響かない部屋という先入観が覆されました。程良い残響があるので吹いていて気持ち良いし、レコーディングしても、EQなどのエディットが必要ないんじゃないかというくらい、自分が良いと思う音色がそのまま残っている。ドラムの音も、普段から一緒に演奏していて良いと感じる部分がそのまま聴こえてくる印象がありました。こんな部屋が自宅にあったら、もう家から出られなくなっちゃいますね(笑)」

小笠原「宅録から始まったユニットが外に出てライヴもやって、アルバムも作って……。自宅スタジオがなかったらSOUND BOXは生まれていなかった。本当にありがたいです」
良い部屋が良い音を生み、ミュージシャンの創造性を刺激する。アコースティックエンジニアリングが作るスタジオは、まさにそういう場所だ。できるだけ良い視聴環境で今回の動画を楽しんでいただき、一流の耳を満足させるサウンドを体感してほしい。

アコースティックエンジニアリングとは?
株式会社アコースティックエンジニアリングは、音楽家・音楽制作者のための防音・音響設計コンサルティングおよび防音工事を行う建築設計事務所。1978年に創業して以来、一貫して「For Your Better Music Life」という理念のもと、音楽家および音楽を愛する人達へより良い音響空間を共に創り続け、携わった物件の数は2,000件を超えている。現在も時代の要請に答えながら、コスト・パフォーマンスとデザイン性に優れ、「遮音性能」、「室内音響」、「空調設備」、「電源環境」、「居住性」というスタジオの性能を兼ね備えた、新しいスタイルのスタジオを提案し続けている。
株式会社アコースティックエンジニアリング
【問い合わせ】
TEL:03-3239-1871
Mail:info@acoustic-eng.co.jp
住所:東京都千代田区九段北2-3-6九段北二丁目ビル
HP:https://www.acoustic-eng.co.jp/pro/
Instagram:https://www.instagram.com/acoustic_eng_studio/
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