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    時代が求めるスネア・サウンドの“新スタンダード”を叩き比べ! “Heavy” Metal Snare Drums feat. 比田井 修&山本拓矢

    • Performance:Osamu Hidai Review:Takuya Yamamoto[bohemianvoodoo]
    • Photo:Hiroki Obara

    SONOR
    Kompressor Series Aluminum

     2mm厚アルミニウム(4.75kg)

    -Hidai’s Demonstration-

    @drumsmagazinejp 発売中のリズム&ドラム・マガジン2024年4月号掲載『”Heavy” Metal Snare』に登場したスネアののサウンド・ファイルを公開! SONOR Kompressor Aluminum 14″×7″ 2mm Aluminum 演奏は緑黄色社会をはじめ数々のサポートを務め、現場でもヘヴィならスネアを愛用する比田井修! この動画は音声も含めiPhoneを使用して収録しています。 #drums #snare #demonstration ♬ オリジナル楽曲 – リズム&ドラム・マガジン

    ソナーが2023年に新たなスタンダード・モデルとして打ち出したKompressorシリーズのアルミニウム・シェル・モデル(KS-1408SDA)。外径をわずかに小さく作る独自のOSM機構や、チューニングを安定させるTuneSafeラグ、定番のスローオフなど、ソナーならではの知見を詰め込みながらもスタンダードなラインとして昇華している。

    -Yamamoto’s Comment-

    スペックから想像する音より
    遥かにパワフルなサウンド
    ありそうでなかったトーン

    シェルだけで見た場合、2mmアルミは、今回で最も軽量だと思われます。しかし、アルミ・シェルとして見た場合、ソリッド3mmという例外はありつつ、薄いもので1mm、一般的には1.2~1.7mmが中心という素材の中での2mmですから、比較的厚めの仕上がりです。

    シェルにはセンター・ビード加工が施されており、十分に接地面積が確保されたセパレート・ラグが上下で20個取りつけられています。さらに、ソナー特有の小さめの外寸もあって、高い剛性が備わっていると見られます。

    それぞれの要素を整理して俯瞰すると、整合性は取れていますが、シェルやフープの厚みと材だけで想像していたより、遥かにパワフルな印象でした。アルミらしい明るくドライなトーンに、深さ由来の低域が備わっており、ありそうでなかったトーンです。チューニング・レンジも広く、さまざまなシーンに使えそうです。

    比田井修のコメントは発売中の本誌でチェック!

    • Edge

    GEAR SPEC

    SONOR Kompressor Aluminum
    ¥129,800

    【サイズ】14″×8″
    【フープ】プレス・フープ(2.3mm厚/10テンション)
    【ヘッド】トップ:ソナー・ホワイト・ミディアム、ボトム:ソナー・ミディアム・レゾナンス
    【スナッピー】20本線

    お問い合わせ:コマキ通商(☎03-3626-2111)