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時代が求めるスネア・サウンドの“新スタンダード”を叩き比べ! “Heavy” Metal Snare Drums feat. 比田井 修&山本拓矢

  • Performance:Osamu Hidai Review:Takuya Yamamoto[bohemianvoodoo]
  • Photo:Hiroki Obara

LUDWIG
Black Beauty

 1.2mm厚ブラック・ニッケル・オーヴァー・ブラス(5.2kg)

-Hidai’s Demonstration-

@drumsmagazinejp 発売中のリズム&ドラム・マガジン2024年4月号掲載『”Heavy” Metal Snare』に登場したスネアののサウンド・ファイルを公開! LUDWIG Black Beauty 14″×8″ 1.2mm Black Nickel Over Brass 演奏は緑黄色社会をはじめ数々のサポートを務め、現場でもヘヴィならスネアを愛用する比田井修! この動画は音声も含めiPhoneを使用して収録しています。 #drums #snare #demonstration ♬ オリジナル楽曲 – リズム&ドラム・マガジン

ラディック・ブラス・スネアの定番=ブラック・ビューティーの深さ8″という超深胴モデルLB408。1.2mm厚のシームレス・ブラス・シェルにブラック・ニッケル仕上げを施し、伝統的なインペリアル・ラグによる10テンション、ストレイナーには最新版のP88ACを採用している。ブラック・ビューティー特有の響きと深さによるローが効いた1台。

-Yamamoto’s Comment-

音量そのものは大きい部類ではないが
圧倒的なロー感が魅力で
一般的なキットでは十分すぎるパワー

1980年代にもこのようなサイズの流行はありましたが、2010年代前半に再び登場し始め、2015年頃から本格的なブームが到来した認識です。

1.2mmブラック・ニッケル・ブラスなので、シェルの重さは2kg台半ばでしょうか。総重量は約5.2kg、スネア全体で見た場合、少々重い部類ではありそうです。深さによる圧倒的なロー感が魅力です。今回試した楽器と比べると、音量そのものは決して大きいとは思いませんが、一般的なキットに対してのバランスで考えると、十分すぎるパワーがあります。

日米での音作りの違いもあるためか、8″の深さはそこまで普及していない印象ですが、生音の違いを体感すると、現場で使ってみたくなる方もいると思われます。よく誤解されますが、この程度の深さであれば、スネアワイヤーの反応が耳の分解能で察知できるほどに鈍くなるようなことはありません。

比田井修のコメントは発売中の本誌でチェック!

  • Edge

GEAR SPEC

LUDWIG Black Beauty
¥207,900

【サイズ】14″×8″
【フープ】プレス・フープ(2.3mm厚/10テンション)
【ヘッド】トップ:ラディック・ウェザー・マスター・コーテッド(ヘヴィ)、ボトム:ラディック・ウェザー・マスター・スネアサイド
【スナッピー】18本線

お問い合わせ:野中貿易(☎045-211-2022)