1月7日に行われたKID FRESINOのリリース・ライヴで石若がセレクトしたのはBONNEY DRUM JAPANのClub Walnutシリーズのバス・ドラムにBopシリーズのタムとフロア・タムを組み合わせた混合キット。イスタンブール・メメットのダラブーカやバス・ドラムに直置きされたTOCAのボンゴなど、音楽性に合わせて最適化されたセットとなっている。注目すべきはやはり、Twitterでも語られていた自身初となるハイブリッド・セッティングだろう。ハイハット・シンバルを挟むようにVパッドとバー・トリガー、フット・ペダルの左隣にキック・トリガーという3種の電子パッドを配置。奏者左手のTM-6 PROにアサインされ、ティンバレスなどのパーカッション音源を鳴らしていた。シンバルはイスタンブール・アゴップで統一。Traditional Trash-hitやXIST Dry Dark Crash、お馴染みのClapstackなど、エフェクティヴなモデルも並んでいる。スネア・ドラムは村上“ポンタ”秀一の音楽生活30周年を記念し作られた、パールのシグネチャー。コパー・シェルに特殊塗装仕上げのダイキャスト・フープやラグを装備した、村上こだわりのスペックだ。