ライヴ・ハウスの休業や営業自粛を受け、さまざまなアーティストがSNSやYouTubeでの配信を模索する中、上原ひろみがスタートしたリモート・セッション・プロジェクト＝One Minute Portrait。

“インスピレーションを与えてくれるミュージシャンのために1分間の曲を書き下ろし、リモートで共演した映像を公開する企画”として始動した本プロジェクト。月に2本のペースで公開予定としており、第一弾はジャーニーでの活動でも知られるスティーヴ・スミス、第二弾は話題のフランス人ピアニスト、クリストフ・シャソルとコラボし、多くの反響を呼んだ。

そして第三弾は、自身のトリオでも共演歴があるサイモン・フィリップス。上原のピアノ・リフに追従するように、音程差のはっきりしたタムやオクタバンを駆使したメロディックなアプローチはまさに逸品。極上の1分間を繰り広げている。

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また、スティーヴ・スミスは以前紹介したジルジャンの教則シリーズ、“InstaLessonZ”でも引き続き精力的に動画をアップ。練習パッドで行ってきたフラム・タップを実際にスネア・ソロに落とし込んだ様子も公開されているので、気になる人はこちらもチェックしてみては？