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  • 時代を超えても色褪せることなく輝き続ける名曲の中には、名“ドラム・イントロ”が印象を決定づけた楽曲も少なくない。そんなドラム・イントロにフォーカスした2017年1月号の特別企画がドラマガWebにて再掲載! 数曲をピックアップしてドラマガTikTokとの連動もアリ! 譜面と共に動画でも演奏のポイントをチェックしよう!

    邦楽“鉄板”ドラム・イントロ30

    前パートでは洋楽編の名ドラム・イントロを紹介してきたわけだが、もちろん国内のドラマー達も負けてはいない! ここでは有名邦楽曲を彩る30のドラム・イントロを紹介! あのヒット曲も実はドラム始まりだった!?

    01. 「ホップ・ステップ・ジャンプ」 Drums:不明

    あの「ヤングマン」の続編とも言えるような曲で、当時の日本のポップスの1つの流行りでもあったマーチング入りのディスコ・ビートによるリズム・イントロ。譜例はダビングされたマーチング・スネアのパターンで、ウラ拍が強調されているのがポイント。

    ドラム・イントロが聴ける動画はこちら
    https://www.youtube.com/watch?v=Ct5FrTBngyE

    02. 「のけものじみて」 Drums:村上“ポンタ”秀一

    日本のドラム界の重鎮、村上“ポンタ”秀一と泉谷しげるの名コラボが聴ける1曲。ごくわずかにバウンスした感じのブギー感が根底に流れるビートで、この6連満載のイントロ・プレイもそれと絶妙に呼応している。理屈抜きの感覚的なドラミングと言えるだろう。

    03. 「Hello! Orange Sunshine」 Drums:五十嵐公太

    速いシャッフル・ビートによるリズム型イントロで、これも曲のパターンとほぼ合致した形で、バウンスしたリズム特有の“ウキウキ”した感じをイントロに利用したアプローチの一例と言えるだろう。両足でバウンス感を表現したパターンが特徴的。

    04. 「LA VIE EN ROSE」 Drums:Tetsu

    フロア・タムを使ったハイ・スピードな8ビートのパターンによるドラム・イントロ(再録版)。スネアの転がしがビートのスピード感の良い味つけになっていて、2小節パターンによって8小節の長い感覚を軽減しているのがポイント。フロア・タムの音的効果も大きい。

    05. 「omoide in my head」 Drums:アヒト・イナザワ

    通常であれば、曲のエンディングでやるようなランダムなドラムの乱打をイントロに持ってきた形で、徐々にゆっくりにして“ドドタン~ジャーン”と全員で合わせるアプローチ。オルタナ・ロック系のバンドらしい、ライヴ感に富んだ自由な演奏と言える。