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    【Set Up】ダニエル・アーランドソン|新生アーチ・エネミーの屋台骨を担うパール&セイビアンの多点セッティング (Daniel Erlandsson)

    • [Arch Enemy]

    アグレッシヴなツーバス・プレイを身につけた意外な方法について語るインタビューは、
    こちら

    • Photo:Akito Takegawa
    • Special Thanks:Pearl

    DRUM KIT 

    鉄壁のメタル・ドラミングを支えるツーバス多点キットの構築美

    ローレン・ハートをヴォーカルに迎えた新体制で来日を果たした北欧メタルを代表するバンド、Arch Enemy(アーチ・エネミー)。そのエンジン役を担うのが不動のドラマー、ダニエル・アーランドソンの正確無比なプレイだ。日本のファンを熱狂へと導いたパフォーマンスの源となる彼のドラム・セットを紹介! ダニエルのセッティング美学が貫かれている。






    ▲ステージ上で圧倒的な存在感を放つ、ダニエルのツーバス多点セッティング。ツアーで各国を飛び回っているため、ドラムは世界中に保管されており、今回使用したのは日本ツアー向けのもので、PearlのReference One。2バス、3タム、3フロア・タムという構成。さらに左手側にREMOのロートタムも3台セットされ、計6つのタムを駆使して多彩なフレーズを繰り広げていた。シンバルはすべてSABIAN。日本側で用意したシンバルに加えて、左右のクラッシュに装備したラディアや右手側のマックス・スタックなど、持ち込みの機材を交えた構成となっている。機能的に配置された無駄のないシンバル・セッティングは、彼の正確無比なドラミングをそのまま映し出しているかのようだ。




    ▲見た目も美しさもダニエルのこだわりポイントで、正面から見たときにできるだけシンメトリーになるように配置。そしてシンバルをセットするスタンドは、ほぼオール・ストレートで統一。これはセットアップ時のミス防止も兼ねているそうだが、そのコンセプトを実現するために、アダプターをフル活用。ディティールへのこだわりが全体の美観を生み出す。




    ▲堅牢なセッティングの要となる中央のハードウェア・パーツ。“Triple-Treat”と呼ばれているそうで、1本のタム・スタンドで3つのタムと2枚のスプラッシュを支えている。スタンドへの負担を考慮して、タム・スタンド用のアダプタと2本のロッドを用いて、3点支持を作り、安定性と安全性を高めているという。演奏性とルックスを両立するための重要ポイント。




    ▲メイン・スネアはヘヴィ仕様のReference Brass(生産終了)。打面ヘッドはRemoのCSコーテッドをチョイス。打痕はセンターよりやや左側に集中。また、ダニエルのショットが強力なためだろう、テンションをキープするためのパーツが装着されている。




    ▲サイド・スネアはドラム・セットと同じフィニッシュのReference One。こちらは6プライのコンポジット・シェル。打面ヘッドはメインと同じくCSコーテッドを装着。ポイントはその配置で、左手側のフロア・タムのさらに外側にセットしている点がダニエル流。長いリーチを生かした叩き姿も豪快で、パフォーマンス効果もねらっているのではないだろうか。




    ▲高速ツーバスを生み出す足元。フット・ペダルはPearlとジョージ・コリアスが共同開発したDEMON XR(P-3500D)。強度の高いエクストリーム・スプリングを採用したモデルで、ダニエルはミディアム・テンションで調整。そしてビーターは長めに設定されている。




    ▲足回りでもう1つ注目したいのがハイハット・スタンド。バス・ドラムのフープやシンバル・スタンドに接続せずにハイハット・スタンドを独立して安定させるため、スタンドの脚2本を左側へ回し、右側にADP-20とストレート・ロッドを追加。擬似的な3本目の脚を作ることで足元の安定感を向上させている。このシステムは“Hi-Hat Helper”と呼んでいるそうだ。




    ▲こだわりが凝縮されたダニエルのセッティングを完璧に組み上げるドラム・テクニシャンのKusch Kuschnerus。チューニングも担当しており、厚い信頼が寄せられていることがわかる。


    SET UP!

    【Drum Kit】
    Pearl
    Reference One
    24"×18"BD(×2)、10”×8"TT、12”×9"TT、13”×10"TT 、14"×14"FT、16"×16"FT、18"×16"FT
    REMO
    Roto Tom 6”、8”、10”


    【Snare Drums】
    Pearl
    Reference Brass
    14"×6.5"(Main)
    Reference One
    14"×6.5"(Side)

    【Cymbals】(L→R)
    SABIAN
    18” HHX X-plosion Crash
    18” AA Chinese
    19” HHX Complex Thin Crash +7” HH Radia Cup Chime
    14”Vault Artisan Hats
    10” AAX O-Zone Splash
    10” AAX Splash
    19” HHX X-treme Crash +10” HH China Kang
    21” HH Raw Bell Dry Ride
    19” AA Holy China
    15”HH Medium Hats
    10”HH Max Stax Stax
    19” HHX Complex Thin Crash +9” HH Radia Cup Chime
    19” AAX X-treme Chinese