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本日4月30日、日本武道館にて開催されるDEENのワンマン・ライヴ。1993年のデビュー以来、数々の名曲を世に送り出してきた彼らにとって、武道館公演は節目を飾る特別な場所であり、今回で11回目を迎える。
そのサウンドをボトムから支えているのが、2021年からサポートを務めるドラマーの北村 望だ。西野カナやSixTONESなど数々の現場でプレイし、知らず知らずのうちに耳にしている人も多いであろう売れっ子ドラマーである。ここではそのドラマーとしての歩み、そして演奏する上でのマインドなど、本人の言葉から紐解いてみたい。
北村は1985年生まれ。宮崎県出身。ドラムをやっていた兄の影響を受けて始めたそうで、ドラム歴は約25年。影響を受けたドラマーとして真矢[LUNA SEA]やチャド・スミス[レッド・ホット・チリ・ペッパーズ]の名前を挙げている。2021年4月号の「NEW GENERATION DRUMMERS 2021」のアンケートには、「ドラム・プレイの根底にあるのはロックだと思っております」と回答。日本とアメリカが誇るロック・ドラマーから受けた影響が彼の血肉になっているのだろう。
そんなロックなマインドを持ちながらも、曲が持っている世界観にマッチした音作りと、曲に寄り添うプレイを心がけているという北村。これまでにライヴ/レコーディングに参加してきたアーティストは西野カナ、SixTONES、GReeeN、すとぷり、天野 月など、そのジャンルは幅広い。2026年に入ってからもArgonavis 、ハルニシオン、IXIS、青木陽菜らのレコーディングでプレイし、さらに鈴木このみ、shallmらのライヴ・サポートを務めるなど、SNSをチェックするだけでも、多忙を極めていることがわかる。
そんな北村がDEENのサポートを務めるようになったのは、2021年5月からスタートしたツアー「DEEN LIVE JOY-Break23 ~POP IN CITY~」が最初。本人は「当時はすでに完成されたDEENチームの中へ、私1人が新しく加わるという形だったこともあり、最初はかなりの緊張感がありました(笑)。ですが、リハーサル初日からDEENのお2人がとてもポジティヴな言葉を次々と掛けてくださって、スッと緊張が解けていったのを今でも鮮明に覚えています」とその第一印象を振り返る。
5年という月日を経た現在では、サポート・メンバーとして欠かせない存在となっており、1月にリリースされた80年代のジャパニーズ・ロックの名曲をカヴァーした『ROCK IN CITY ~band covers only~』でも全曲でドラムを担当している。演奏中のマインドについて尋ねると「長く愛され続けている名曲たちを演奏するにあたり、楽曲へのリスペクトを忘れないことと、その中に自分らしいエッセンスを織り交ぜていくことを大切にしています。何より歌と共に常に心地良くグルーヴし続けられるような演奏を意識しています」との回答。
そのドラム哲学を支える機材はソナーのドラムとジルジャンのシンバル、そしてアサプラのヘッドとレルニのスティック。この愛用する組み合わせで今日の武道館公演にも挑むことだろう。
オリジナルを大切にしながらも、自身の根底にあるというロック・フィールを織り交ぜ、国民的ヒット曲に新たな風を吹き込む。武道館のステージでも歌と共にグルーヴする、そんな北村のドラミングに注目したい。
◉公演情報
SOBA CAFE IKEMORI 武道館 開店記念
マルトモ・スマホケ Presents
DEEN LIVE JOY Special 日本武道館 2026 〜SINGLES+1〜
↓詳細はこちら↓
https://www.deen.gr.jp/live/categoryview.html?category=74