21. 「爪爪爪」 Drums:ナヲ

プレイの高速化や展開の多様化が続く、現代のハードコア/ヘヴィ・ロックを象徴するような楽曲で、冒頭から圧倒的なスピード感で曲をヒート・アップさせるイントロのアプローチ。やはりここでも手足のコンビネーションを利用して、高速感を生み出している。

22. 「未来」 Drums:鈴木英哉

ややゆったりめで、16分の要素も含んだグルーヴを持った曲のピックアップ・フィル。フレーズのポイントはスネアのドラッグで、1拍フィルでは特に、このちょっとした加速感の威力は大きい。ゴースト・ノート的に叩くだけで、印象は変わってくるだろう。

23. 「キケンなふたり」 Drums:シシド・カフカ

インパクト満点のピックアップ・フィルで始まり、イントロではドラムの演奏がブレイクする。これもドラム・イントロを考える上で重要な手法の1つ。ここでも3拍フレーズが効果的で、フロア・タムだけの彼女ならではのセッティングもポイント。

24. 「Another Starting Line」 Drums:恒岡 章

Hi-STANDARD16年ぶりの新曲で、カウント代わりのような4分打ちの流れをフレージングしたピックアップ・フィル。スネア→タムの流れに手足のコンビネーションを加えたリニア・アプローチがポイントで、その後の4分打ちパターンへスムーズにつながる形を作っている。

25. 「シュガーソングとビターステップ」 Drums:鈴木貴雄

このドラム・イントロは、何度か繰り返されるギターとのやり取りの始まりにもなっていて、最初のフレーズで“威勢”をつけ、その後に入る3連のバス・ドラムは、“次ギターどうぞ!”みたいなニュアンスを表しているようにも感じるユニークなアプローチだ。

☆ドラマガTikTokで叩いてみた!☆

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