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    デビュー45周年記念|角松敏生を巡るドラマーたち【DM Special Archive】

    唯一の単独インタビューで語った
    角松にとっての“愛すべきドラマーたち”

    1991年8月号

    僕はドラムという楽器がすごく好きでした
    ドラムって一番大事でしょ、特に僕はドラムを
    やりたくてやれなかった人ですから
    今回は、いいドラマーとはどういうドラマーかを
    勉強するには良かったですね

    【Note】アルバム『ALL IS VANITY』に関する単独インタビュー。東京とLAで行われたレコーディングでは、ドラムにリック・マロッタ、カルロス・ベガ、村上“ポンタ”秀一氏が、パーカッションにレニー・カストロ、ポリーニョ・ダ・コスタ、斉藤ノブ(現:斉藤ノヴ)が参加。その制作について話す一方で、自身のドラム観や好きなドラマーたちの魅力を、彼らしい表現で大いに語っている。プライベートでもつき合いがあったというヨギ・ホートンとの思い出は必読。

    厚い信頼で結ばれた3人の“なかよし鼎談”
    【村上“ポンタ”秀一&斉藤ノブ】

    1990年10月号

    お互いにインスパイアし合いながら
    同じフィールドで渡り合って
    今度は下のジェネレーションが
    上のジェネレーションを
    プロデュースするみたいなことにもなっていって
    いいミュージシャンシップの輪が
    できればいいなと思いますよね

    【Note】名盤『SEA IS A LADY』の好評を受けて制作されたインスト・アルバム第2弾『Legacy of You』のリリースに合わせて、村上“ポンタ”秀一氏と斉藤ノブを迎えた鼎談を実施。角松が「中学くらいから知ってた名前」という2人との出会いから、音楽家として信頼関係を築いていくまでのエピソードが生々しく語られる。“なかよし鼎談”というほのぼのとしたタイトルだが、若い世代のミュージシャンに向けた厳しい一言も。

    伝説のライヴ・イベントに向けての対談
    【沼澤 尚】

    2001年11月号

    ドラマーが歌詞を見るなんて当たり前ですから
    “歌を返さないドラマー”なんて、もう論外でしょう
    歌詞を見て叩けるドラマーじゃないと
    やっぱりダメですよね

    【Note】林 立夫の呼びかけで行われたライヴ・イベント“GROOVE DYNASTY”の第3回に、活動凍結〜解凍を経た角松がゲスト出演。その開催を前にした対談企画の一環で、自身の作品や変名バンドAGHARTAで共演する沼澤 尚とのトーク・セッションを実施。演奏するドラマーを初めに想定してから曲を作るという角松に対して「一緒にやってこれて良かった」と応える沼澤。そんな2人のやり取りに、音楽とドラムの理想的な関係が滲む。

    ガッド×江口×角松の豪華トーク・セッション
    【スティーヴ・ガッド&江口信夫】

    2007年3月号

    スティーヴ・ガッドが実際に演奏した
    音をもとに曲にしたんです
    スティーヴのドラムは“歌”だから
    プログラミングでは作れないんですよ

    【Note】25周年記念アルバム『Prayer』ではスティーヴ・ガッドと江口信夫を起用。リリース後のツアーは江口がドラムを叩いたが、ファイナル公演はガッドも加わって2人のツイン・ドラムが実現した。その後に行われたのがこの対談で、途中から角松も参加。「トシ(角松)やバンドが喜んでくれてうれしい」と話すガッド、共演から得たものを熱く語る江口、「(ガッドは)昔からずっとリスペクトしてきた」という角松。愛に溢れた3人の言葉が沁みる。

    次世代へ受け継がれる職人プレイヤーの矜持
    【山本真央樹&伊吹文裕】

    2024年10月号

    ドラムっていう楽器にとって何が大切なのか
    それは時間軸を支配することなんです
    クリックが鳴っていたとしても
    人間が叩いているから時間軸が生まれるわけで
    そこをちゃんと管理する意識を持っている
    ドラマーが歌い手にとって理想ですね

    【Note】アルバム『MAGIC HOUR 〜Lovers at Dusk〜』のリリース時には、同作に参加した山本真央樹、伊吹文裕との鼎談を実施。2014年からツアー・ドラマーを務める山本と、2024年のツアーでダブル・キャストを務めた伊吹が角松の要求に対して何を考え、どう応えていったかが語られる。かつては自身が憧れたセッション・プレイヤーたちとの共演を血肉としてきた角松が、今度はそれを息子世代のプレイヤーへ継承していく時代になったのだ。

    【Info】角松敏生を巡るドラマーたちの特別編として、これまでのライヴ、レコーディングに参加してきたドラマーたちを考察する、前後編に渡るオリジナル記事を後日公開予定。全編は有料会員限定(月額990円/いつでも解約可能:こちら)となるので、アーカイブ記事全文と併せて、この機会にぜひ。