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デビュー45周年記念|角松敏生を巡るドラマーたち【DM Special Archive】
今年デビュー45周年を迎えた角松敏生が、本日6月27日に“TOSHIKI KADOMATSU 45th Anniversary Live”を横浜アリーナで開催。今回は3部構成で、これまでの活動の軌跡から最新の角松サウンドまでを網羅した集大成的ライヴになるという。自身もドラムを叩き、ドラムには一家言ある角松のレコーディング/ライヴには、これまで国内外のトップ・ドラマーが多数参加。本誌にも何度か登場していただいており、ドラムへの並々ならぬ思いを語ってくれている。そんな記事の数々をバックナンバーで辿ってみよう。
唯一の単独インタビューで語った
角松にとっての“愛すべきドラマーたち”

僕はドラムという楽器がすごく好きでした
ドラムって一番大事でしょ、特に僕はドラムを
やりたくてやれなかった人ですから
今回は、いいドラマーとはどういうドラマーかを
勉強するには良かったですね
【Note】アルバム『ALL IS VANITY』に関する単独インタビュー。東京とLAで行われたレコーディングでは、ドラムにリック・マロッタ、カルロス・ベガ、村上“ポンタ”秀一氏が、パーカッションにレニー・カストロ、ポリーニョ・ダ・コスタ、斉藤ノブ(現:斉藤ノヴ)が参加。その制作について話す一方で、自身のドラム観や好きなドラマーたちの魅力を、彼らしい表現で大いに語っている。プライベートでもつき合いがあったというヨギ・ホートンとの思い出は必読。
厚い信頼で結ばれた3人の“なかよし鼎談”
【村上“ポンタ”秀一&斉藤ノブ】

お互いにインスパイアし合いながら
同じフィールドで渡り合って
今度は下のジェネレーションが
上のジェネレーションを
プロデュースするみたいなことにもなっていって
いいミュージシャンシップの輪が
できればいいなと思いますよね
【Note】名盤『SEA IS A LADY』の好評を受けて制作されたインスト・アルバム第2弾『Legacy of You』のリリースに合わせて、村上“ポンタ”秀一氏と斉藤ノブを迎えた鼎談を実施。角松が「中学くらいから知ってた名前」という2人との出会いから、音楽家として信頼関係を築いていくまでのエピソードが生々しく語られる。“なかよし鼎談”というほのぼのとしたタイトルだが、若い世代のミュージシャンに向けた厳しい一言も。
伝説のライヴ・イベントに向けての対談
【沼澤 尚】

ドラマーが歌詞を見るなんて当たり前ですから
“歌を返さないドラマー”なんて、もう論外でしょう
歌詞を見て叩けるドラマーじゃないと
やっぱりダメですよね
【Note】林 立夫の呼びかけで行われたライヴ・イベント“GROOVE DYNASTY”の第3回に、活動凍結〜解凍を経た角松がゲスト出演。その開催を前にした対談企画の一環で、自身の作品や変名バンドAGHARTAで共演する沼澤 尚とのトーク・セッションを実施。演奏するドラマーを初めに想定してから曲を作るという角松に対して「一緒にやってこれて良かった」と応える沼澤。そんな2人のやり取りに、音楽とドラムの理想的な関係が滲む。
ガッド×江口×角松の豪華トーク・セッション
【スティーヴ・ガッド&江口信夫】

スティーヴ・ガッドが実際に演奏した
音をもとに曲にしたんです
スティーヴのドラムは“歌”だから
プログラミングでは作れないんですよ
【Note】25周年記念アルバム『Prayer』ではスティーヴ・ガッドと江口信夫を起用。リリース後のツアーは江口がドラムを叩いたが、ファイナル公演はガッドも加わって2人のツイン・ドラムが実現した。その後に行われたのがこの対談で、途中から角松も参加。「トシ(角松)やバンドが喜んでくれてうれしい」と話すガッド、共演から得たものを熱く語る江口、「(ガッドは)昔からずっとリスペクトしてきた」という角松。愛に溢れた3人の言葉が沁みる。
次世代へ受け継がれる職人プレイヤーの矜持
【山本真央樹&伊吹文裕】

ドラムっていう楽器にとって何が大切なのか
それは時間軸を支配することなんです
クリックが鳴っていたとしても
人間が叩いているから時間軸が生まれるわけで
そこをちゃんと管理する意識を持っている
ドラマーが歌い手にとって理想ですね
【Note】アルバム『MAGIC HOUR 〜Lovers at Dusk〜』のリリース時には、同作に参加した山本真央樹、伊吹文裕との鼎談を実施。2014年からツアー・ドラマーを務める山本と、2024年のツアーでダブル・キャストを務めた伊吹が角松の要求に対して何を考え、どう応えていったかが語られる。かつては自身が憧れたセッション・プレイヤーたちとの共演を血肉としてきた角松が、今度はそれを息子世代のプレイヤーへ継承していく時代になったのだ。
【Info】角松敏生を巡るドラマーたちの特別編として、これまでのライヴ、レコーディングに参加してきたドラマーたちを考察する、前後編に渡るオリジナル記事を後日公開予定。全編は有料会員限定(月額990円/いつでも解約可能:こちら)となるので、アーカイブ記事全文と併せて、この機会にぜひ。