長谷川の愛器である艶消しのマット・ブラック・フィニッシュがクールなTAMAのStarclassic Maple。代名詞とも言える26”BDを核としたツーバス・セッティングで、タムは10”、12”、フロア・タムは16”という構成。筋肉少女帯やabingdon boys schoolでは、さらに18"フロア・タムが加わるという。打面ヘッドはバス・ドラムにレモのパワーストローク3クリア、タム、フロア・タムにクリア・エンペラーをそれぞれ装着。シンバルはジルジャンで、Aカスタム、Zカスタムなどヘヴィ仕様のモデルを中心に11枚がズラリと並ぶ。多点ながらラックを活用して組み上げた、安定感抜群の要塞キットとなっている。スネア・ドラムはS.L.P.のステンレス・スティールで、角度をつけてセットするのが長谷川流。長谷川と言えばラーズ・ウルリッヒ・モデルがお馴染みだが、最近は本モデルを使うことも多いそうだ。パワフルなフット・ワークを支えるペダルは、TAMAのDyna-Sync。長年Iron Cobraを愛用してきたが、ダイレクト・ドライヴ仕様のペダルに一新。ビーターはKITANOのチタン製で、こちらは不動となっている。