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the Focus – ドラマーの足元に大接近! – #1 沼澤 尚

  • Video:Rhythm & Drums Magazine Text:Yusuke Nagano

the Focus #1 : 沼澤 尚(blues.the-buthcher-590213、シアターブルック、etc.)

ドラマーなら誰もが気になる足元の動きを、GoProを駆使して超近距離で捉える新連載=“the Focus”! その第一弾としてご登場いただくのは、日本が誇るグルーヴ・メイカー=沼澤 尚! 6月末にライヴ活動を再開したblues.the-buthcher-590213での最新パフォーマンスから、そのダイナミクスに富んだフット・ワークを大公開!!

脚全体の重さで音色をコントロール
柔軟でダンサブルな沼澤流フット・ワーク!

柔軟でダンサブルな動きが美しい沼澤 尚のフット・ワーク。ヒール・アップ奏法を基本として、ヒット時にはカカトが着地するくらいの低い位置まで、脚全体をストンと落としていることが映像からもわかる。

踏み位置はフット・ボードの中間~やや手前あたりを中心に、つま先の拇指球あたりを常に密着。ビーターを必要以上に返さずに、脚全体の重さを効率よく加えることで、太く豊かな音色を得ているように見受けられるが、このあたりはビーター角度をやや浅めに設定したペダルのセッティングとも関係しているだろう。

またゴースト・モーションのような音を鳴らさない細かい動きを含むのも特徴的だが、足先からの意識ではなく、体幹のヴァイブレーションが太ももを経由して波及しているように感じられる。11秒あたりの、拍のアタマとウラの音価の変化に伴ってカカトの弾み方が変わる部分や、1分6秒あたりで一瞬つま先を立てて鋭角的な音色を得る部分も見逃せない。

【沼澤の足回り】

▲7月1日に行われたblues.the-buthcher-590213の配信ライヴにおける沼澤の
足回り。フット・ペダルはPearlのデーモンチェーンで、ボードが凹凸のない仕様にカスタムされている。ビーター角度を浅めに設定している点にも注目。

沼澤 尚のライヴ・キットを
Drum Set File Webにて公開中!

さまざまなドラマーのドラム・セットを紹介するDrum Set File Webでは、今回のライヴで沼澤が使用したキットを紹介! 詳細は画像をタップ!

◎Profile
ぬまざわたかし:1960年東京生まれ。ドラマー。大学卒業と同時にLAの音楽学校に留学、ジョー・ポーカロ、ラフル・ハンフリーらに師事。LAを拠点にプロとして音楽活動を始め、帰国後も数多のアーティストと共演。現在は、シアターブルック、blues.the-butcher-590213、OKI DUB AINU BAND、NOTHING BUT THE FUNKなどの活動を軸に、さまざまなミュージシャンのライヴ/レコーディングで活躍している。

◎Information
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