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【MUSCLE WASA-BEAT!! feat.山葵[和楽器バンド]】#4−すりぃ「エゴロック」

叩いて!語る!
和楽器バンド山葵の“叩いてみた”ブログ!!

あの“山葵ブログ”がパワーアップして帰ってきた! その名も『MUSCLE WASA-BEAT!!』(マッスル・ワサビート)。山葵のYouTubeチャンネル「山葵ちゃんねる」とコラボし、原点でもある“叩いてみた”動画を新たに撮り下ろし、プレイについて解説! 第4回は超高速4つ打ちナンバー「エゴロック」。奏法以外にも、身体の使い方に大きなポイントがあるようです。YES…

#4 エゴロック – すりぃ

はいどーも、ロックな心で生きてます、山葵です。

今回もボカロ曲を叩かせていただきました。
和楽器バンド・バージョンの「エゴロック」(ページ下部にも動画あり!)が先駆けてYouTubeで公開されておりますので、よろしければそちらも合わせてご覧くださいませ。

この曲の特徴としては、とにかくテンポが尋常じゃなく速い!
よくあるメタル系の2ビートとかですともっとテンポの速い楽曲はありますが、8ビートやハイハットウラのアクセントの4つ打ちリズムとしては個人的には過去最速の楽曲でした。

こういった速い楽曲を叩くときのコツは、とにかく腕の脱力を意識することです。
僕のイメージですと肘より先を極力感覚がない状態をキープしたまま身体で腕を振っています
手首や指に意識を持っていってしまうと、こんな速いテンポの曲になってくるとすぐ前腕がバテてしまいますし、曲調に合った音圧が出せません。
前回のコラム解説(ツミキ「フォニイ」)でも書いたように、骨盤を動かしたり、肩甲骨を使ったりして、なるべく身体の中心をエネルギー源とすることで、効率よく楽器を鳴らすことができます。

そしてより脱力を高めるためには、呼吸の意識が欠かせません。
脱力するために必要な呼吸とは、なるべく息を吐ききった状態をキープすることです。
つまりなるべく低酸素な状態を保ち、酸素を吸いたくても我慢し、息苦しい状態でドラムを叩くのです。
意外かもしれませんが、試しに思いっきり息を吸ってみてください。
肺に酸素が行き渡り、筋肉の力を発揮しやすい気がしませんか?
しかしこの状態だと、どうしても筋肉を使った動きがメインになってしまい、しばらくすると筋肉がパンプし、結果的に力んでしまうのです。
スティーヴ・ガッドなどの超一流のドラマーの演奏動画を見ると、たまにすごい表情してドラムを叩いていませんか?
あれはパフォーマンスとして顔で叩いているということではなく、低酸素が続いて本当に息苦しいからああなっていたりします。

僕は普段よく筋トレをしており、そのときはたっぷり呼吸し、筋肉に酸素を行き渡らせて行うのがセオリーなのですが、そのときとは真逆のことをドラムを叩くときは意識しなければなりません(筋トレの意味よ……)。

今回はドラマーが意外と意識していないことの多い呼吸法について少し触れて解説してみました。
ヴォーカルや管楽器などは、呼吸をしないと音の出ない楽器なのですが、ドラムは叩けば音が出るだけにそれを疎かにしがちです。
他の楽器と等しく、ドラムも人間が生で演奏する楽器です。
呼吸と演奏をリンクさせることが、グルーヴ感を出すための第一歩になると思います。
また今後もこれについて踏み込んで解説するかもしれないので、どうぞ引き続きお楽しみに。

ではまた!

Profile
わさび●岡山県育ち。中国人の父と日中ハーフの母を持つ。15歳でドラムを始め、YOSHIKIやチャド・スミス、トーマス・プリジェンなどに影響を受ける。動画投稿サイト“ニコニコ動画”にアップした演奏が話題となり、和楽器バンドに加入。コンポーザーとしてもスキルを磨き、アルバム『TOKYO SINGING』ではリード曲「Singin’ for…」を作詞作曲。中学の頃から筋力トレーニングも続けており、2020年に初出場をした年末特番「SASUKE2020~NINJA WARRIOR~」では話題を呼び、2021年も出場を果たした。
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和楽器バンド(L→R)
山葵(d)、亜沙(b)、蜷川べに(津軽三味線)、神永大輔(尺八)、鈴華ゆう子(vo)、町屋(g、vo)、いぶくろ聖志(箏)、黒流(和太鼓)

◎Latest Release

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