NEWS
米津玄師が、映画『キングダム 魂の決戦』の主題歌として書き下ろした新曲「夜鷹」を7月13日に配信リリース。同曲のレコーディングに、米津のライヴ・サポートも務めるドラマー、堀 正輝が参加していることが明らかとなった。これは堀が自身のXで、「米津玄師『夜鷹』ドラム叩いてます」と報告したもの。米津のステージを長年に渡って支えてきた堀が、壮大な戦いを描くシリーズ第5作の主題歌でも、そのサウンドの中核を担っている。
米津玄師『夜鷹』ドラム叩いてます🥁 https://t.co/thDEyPsqKW
— 堀正輝 (@Hori_ScamCircle) July 13, 2026
7月17日公開の『キングダム 魂の決戦』で描かれるのは、原作でも屈指の人気を誇る“合従軍編”。秦国存亡を懸けた大規模な攻防を背景に、主題歌である「夜鷹」は切迫感とどこか哀愁を帯びたバンド・サウンドを展開していく。
米津は同曲について、当初はインディー・ロックのニュアンスを意識して制作を始めたものの、篠笛や加工した声などを取り入れるうちに、“東アジア感”を持った独自の音像へ変化していったと説明。またドラムについては、自身が打ち込みで制作したデモをもとに、堀へ演奏のイメージを伝えてレコーディングしたこともBillboard Japanのインタビューで明かしている(こちら)。
そのドラムは、ウラ拍を強く感じさせる躍動的なビートを軸としながら、米津の歌に細やかに反応するスネア・ワークが印象的だ。ヴォーカルの隙間へ鋭く差し込まれるショットや、フレーズの語尾を受け止めるようなアクセントによって、歌とリズムが一体となって前へ進んでいく。
一方で、打ち込みを思わせる緻密さを保ちながらも、生演奏ゆえの揺らぎやショットの質感が楽曲に確かな熱量を加えている点も聴きどころ。プログラミングと生ドラムの双方を熟知する堀ならではのアプローチが、壮大かつ複雑な「夜鷹」の世界を鮮やかに支えている。