NOTES
ジャズは難しいと思って敬遠している人、スウィングしようとしてもロック風のシャッフルになってしまう人……そういったドラマー達にオススメしたいのが、誰もが気軽にジャズ体験ができる“敷居の超低い1冊”=『なんちゃってジャズ・ドラム』。ドラマガWebではそのコンテンツの一部を公開! 第5回では、ブラシを使って色気たっぷりの4ビートに挑戦してみよう!
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#5 色気たっぷり!
ブラシで4ビート
ベーシック・フレーズ
難易度 ★★☆
ブラシにおける4ビート・ジャズの最も基本的なパターンだ。両手にブラシを持ち、ともにスネアをプレイしている。右手はシンバル・レガートと同じ音形を叩き、左手は円を描くようにヘッドを擦って“ザーッ”という音を出す。これだけでも伴奏として成立しそうなジャズっぽさを味わおう!
POINT!
▶︎右手はスナップを効かせてシャープな音色を!
▶︎左手のスウィープ奏法は安定したサイクルで!
うまそうに演奏するためのヒント!
★ ブラシの叩き方、擦り方
ここでは、ブラシの基本奏法について具体的に説明!
右手は、ヘッドの上半分を使ってレガートの音形を叩く。上の図に示したように、叩く位置を左右に移動しながら演奏することが多い。なお、図とは逆に左手から1拍目を始める人もいる。
左手のスウィープ奏法は、時計回りと反時計回りの2種類あるが、これは単純に自分のやりやすい方を選べば良い。2/4拍目のタイミングで、時計の2時あたりの位置をブラシが通過するのを目安にしよう。
自宅トレーニングのポイント
自宅でのブラシ練習には雑誌や新聞を使ってみよう!
自宅でのブラシ練習は、上の写真のように雑誌や新聞紙の上で行うとリアルな雰囲気が味わえる。右手は主にブラシの先端を使ってスナップの効いた音色を心がけよう。左手は安定感を得られるように、雑誌に時計の2時の位置をマーキングして、コンスタントに回転させる目安にすると良い。
なんちゃってジャズ・ドラム – BACK NUMBER
■#1 超カンタン! 4分音符でシンバル・レガート
■#2 4ビートで“歌うように”シンバル・レガート
■#3 アップ・テンポの4ビートをプレイしよう