PLAYTECHより1577の音色と
70のプリセット・キットを内蔵した
新たなサンプリング・パッドが発売!!

サウンドハウスの自社ブランド＝PLAYTECHより、新たなサンプリング・パッドが登場。

1577の音色と70のプリセット・キットを内蔵し、70のユーザー・キットを設定可能。8つの大型パッドを搭載し、ドラム・キットに組み込んだ際も叩き分けやすく、単体でハンド・パーカッションのように扱うことも可能となっている。

キットの切り替えやサステインのホールドに対応するフット・スイッチも付属。別売り のスタンド（PSD200ST）や、ROLANDのAPC-33クランプにも互換性あり。

Review

PSD200の系譜を感じさせる
充実したスペックのサンプリング・パッド

PSD200に続き、8つの大型パッドを備えた新機種が登場しました。外観は、80年代にルーツを持つ、あのパッドを彷彿とさせますが、設計思想は異なり、こちらの中身はサンプリング・パッドで、PSD200の系譜を感じます。

ソフト面では、内蔵音色が608 種から1,577 種へと大幅に増加し、ハード面においては、パッド・サイズが統一されたことで感度も安定し、演奏性が向上しています。

価格は多少アップしているものの、フット・スイッチの同梱や、ストレージ容量の128MBから500MBへの大幅な増加など、実用面が考慮された点が明快です。コンパクトな先代と、より充実したスペックの本機、悩ましいと感じる方もいらっしゃるでしょう。

ユーザー・キット数が増加している点について、20もあれば、ほとんどのセットリストに対応できるとは思いますが、70ともなると、複数プロジェクトでも快適になるはずです。