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    なんちゃってジャズ・ドラム #11 – アフロ・キューバンのバリエーションを叩こう

    ジャズは難しいと思って敬遠している人、スウィングしようとしてもロック風のシャッフルになってしまう人……そういったドラマー達にオススメしたいのが、誰もが気軽にジャズ体験ができる“敷居の超低い1冊”=『なんちゃってジャズ・ドラム』。ドラマガWebではそのコンテンツの一部を公開! 前回に引き続き、アフロ・キューバン・ジャズを深掘り! さまざまなバリエーションに挑戦してみよう!

    ▼CLICK!▼

    #11 アフロ・キューバンのバリエーションを叩こう

    ベーシック・フレーズ

    難易度 ★★★

    0:00〜:ベーシック・フレーズ

    上の譜例はモザンビークと呼ばれるアフロ・キューバン系のリズム。弾力のあるリズム・フィールと、特有のにぎやかなニュアンスが気持ちいい。モザンビークの手順はアフロ・キューバン系以外にも、サンバなどさまざまなリズムに応用できるので、マスターしておくと非常に便利だ。

    POINT!

    ▶︎特有のにぎやかなノリを意識しながら練習しよう
    ▶︎両手のリズムの流れを同時に把握できるように

    うまそうに演奏するためのヒント!

    ★ スティーヴ・ガッドをチェック!

    スティーヴ・ガッドは1970年代の初頭からニューヨークを中心に活躍するセッション・ドラマー。パラディドルやロールなどのルーディメンツをドラム・セットでのフレーズに積極的に応用したプレイで、新しいドラミングのスタイルを確立して人気を博した。モザンビークのパターンを広く世間に広めたドラマーでもあり、ラテン系やサンバ、ドラム・ソロなどさまざまな場面で、モザンビークを巧みに応用しながら演奏している。以下は、モザンビークのパターンが聴けるガッド参加曲だ。

    自宅トレーニング用フレーズ

    2拍目のウラをシャープに叩くための練習

    0:13〜:自宅トレーニング用フレーズ

    モザンビークは、左手で叩く2拍目ウラの8分音符をシャープに感じるとノリを出しやすい。譜例のパターンを使ってその音を強めに叩く練習をすると、そうした意識を高められるだろう。3拍目に踏む右足とのつながりをスムーズに感じることもポイント。

    なんちゃってジャズ・ドラム – BACK NUMBER

    #1 超カンタン! 4分音符でシンバル・レガート

    #2 4ビートで“歌うように”シンバル・レガート
    #3 アップ・テンポの4ビートをプレイしよう
    #4 シンバル・レガートにバリエーションをつけてみよう!
    #5 色気たっぷり! ブラシで4ビート!
    #6 リズム・チェンジの必殺技 2ビートを身につけよう
    #7 ジャジィにオシャレにボサノヴァをプレイ!
    #8 ちょっとだけ本気でボサノヴァをプレイ!
    #9 アフロ・キューバン・ジャズを叩いてみよう!
    #10 ちょっと本気にアフロ・キューバン!