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2024年にデビュー50周年を迎えたTHE ALFEEが、本日4月17日に東京ガーデンシアターで行われるライヴで、通算3000公演を達成。本記事では彼らのステージを支えてきたドラマーたちにフォーカス。現在のライヴを担う吉田太郎を筆頭に、長谷川浩二、そうる透など、THE ALFEEの歴史に名を刻むドラマーの足跡を、ドラム・マガジンのバックナンバーと共に振り返る。積み重ねられてきた“音の土台”に、あらためて目を向けてみたい。
① THE ALFEEの“現在”を担う吉田太郎

繰り返し見たTHE ALFEEの野外ライヴ映像
自分がいずれその座に着くなんて想像もしなかった
●THE ALFEEのサポートをするにあたってツーバスはマストだったんですか?
吉田:やっぱりそうですね。ワンバスでやろうとはもちろん思わなかったし、透さんと長谷川さんがあれだけ派手にしていたわけですから、画的にも絶対必要だと思っていました。(中略)もうすぐサポート20年ですけど、やっと固まりつつあるかなと思います。【続きはサブスク会員登録して読むことができます:こちら】
【Note】2006年よりTHE ALFEEのドラムを担い、現在に至るまでそのステージを支え続けている吉田太郎。小学生時代にはそうる透のレッスンを受けており、その系譜を感じさせるソリッドかつ華やかなプレイが特徴だ。約20年に渡るサポートを経てなお、「やっと固まりつつある」と語るその言葉からは、バンドと共に進化を続けてきた軌跡が垣間見える。2024年10月号のツーバス特集では、実際に使用しているドラム・セットや、初レコーディング曲「100億のLove Story」のエピソードについても語っている。ツーバス特集では、実際のセッティングの詳細や、THE ALFEEの楽曲におけるプレイの意図についても、さらに踏み込んだ言葉で語られている。その全容は、ぜひアーカイブで確かめてほしい。
②昭和〜平成のステージを彩った長谷川浩二


100の練習より1回の本番……
集中力と責任感は練習では出てこないってことは
THE ALFEEの本番を年間120本以上やったから思う
●当時はテレビ番組にもたくさん出演していましたよね。
長谷川:多かったですね。『(歌の)トップテン』、『ザ・ベストテン』、『夜のヒットスタジオ』、『ミュージックフェア』……って、もう頻繁に出てました。これ、年間120本にプラス、ラジオ、イベントですから(笑)。年間300日くらいメンバーと一緒でしたね(笑)。(中略)『夜ヒット』なんて、いろんなバンドが出るんでドラムだけ使い周りのことが多くて、前のバンドが終わって「はい、CM1本入りま〜す」の合図で前のドラマーが片づけ始めると、俺はスネアをペダルを持って「早く退いて!」って祈ってるわけ。「あと、30秒!」……「あああ、早くどけ早く!」……「ハイ、入ります! 3、2、1」って、そんなことばっかりでしたよ(笑)。【続きはサブスク会員登録して読むことができます:こちら】
【Note】1983年、オーディションを経て高校生でTHE ALFEEのドラマーに抜擢された長谷川浩二。以降2005年の卒業まで、20年以上にわたりバンドのステージを彩ってきた。プロとしての経験のほぼすべてをTHE ALFEEで培ったと語り、現在は日本を代表するトップ・ドラマーとして活躍している。2023年10月号の「STUDIO GREAT」では、10000字を超えるロング・インタビューの中で、多忙を極めた当時の現場やプレイの背景を詳細に回顧。また1995年11月号ではギターの高見沢俊彦との特別対談も実現。オーディション時の詳細や、本番でのエピソードなど、インタビュー/対談の本編でさらに詳しく語られている。
③THE ALFEEの節目で存在感を放った重鎮ドラマー、そうる透


ドラマーとヴォーカリストというのは
きっと信頼関係なんですよ
ちょっとでも不安があるとダメですもんね
●桜井さんはベースを弾きながら歌っていらっしゃいますが、他のヴォーカリストとの違いは感じますか?
そうる:うん。僕が一番感じるのは、歌を歌いながら弾いているから、次のライン取りがわかりやすいの。丁寧に行ってくれる。普通のベーシストってヴォーカルのバックになるんだけど、自分で歌っているから聴いててすごく気持ちいい。“そうですよね“って感じ。あれは絶対、歌を歌うベーシストじゃないと行けないラインなんだよね。【続きはサブスク会員登録して読むことができます:こちら】
【Note】50年以上のキャリアを誇る重鎮ドラマー、そうる透も、THE ALFEEを語る上で欠かせない存在だ。初期のレコーディングに参加し、以降もツイン・ドラム体制やバンドの転換期など、節目ごとにステージへ関わってきた。長谷川浩二、そして吉田太郎といった歴代ドラマーとの共演も含め、その存在はライヴのダイナミズムに大きな影響を与えた。2007年2月号では“歌とドラム”をテーマに、ベース&ヴォーカルの桜井賢との対談も実現。ドラマーとヴォーカリストの関係性について語られたその言葉は、THE ALFEEのサウンドの根幹を理解するヒントにもなっている。また、1991年にはお互い愛用する機材について長谷川との対談も掲載された。
【Column】「メリーアン」をはじめ、初期THE ALFEEを支えた富岡“Grico”義広

【Note】THE ALFEEの代表曲「メリーアン」のドラムを叩き、初期のツアーにも参加していた富岡“Grico”義広。過去の本誌で、THE ALFEEについて詳細を語った記事はないが、彼もまたTHE ALFEEの歴史を語る上で欠かすことはできないドラマーの1人。限られた参加ながらも、楽曲に刻まれたプレイは確かなインパクトを残している。そのキャリアをより深く知りたい人には、還暦を迎えた2018年8月号で行った、盟友=古田たかしとの対談記事もぜひチェックしてほしい。
バックナンバーで辿る、THE ALFEEとドラマーの軌跡

THE ALFEEのステージを支えてきたドラマーたちの軌跡を、本誌のアーカイブ記事と共に振り返ってきた。時代ごとに異なる役割を担いながら、そのサウンドの根幹を形作ってきた彼らのプレイと視点は、今、あらためて触れることで見えてくるものも多い。本記事で紹介したアーカイブ・インタビューでは、それぞれのドラマーが語る当時の現場や演奏の裏側、そしてTHE ALFEEとの関係性が、より具体的な言葉で記録されている。バックナンバーを通して、その歴史をさらに深く辿ってみてほしい。
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