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    山野楽器 ロックイン新宿「ロックイン新宿ドラム・フロアが今アツい!!!」

    • Contents & Text:Rhythm & Drums Magazine
    • Photo:Takashi Yashima

    SUGAR PERCUSSION

    写真左がThe Dwayne(14″×7″)、中央と右がPainted Poplar(14″×5″)

    *SUGAR PERCUSSION Official Instagram

    Comment〜スタッフ黒澤氏のコメント〜

    これもSNSで見つけたんです。フープとシェルの色の組み合わせの鮮やかさ、とにかくルックスのインパクトがありました。

    とあるドラマーの方がこのスネアを個人的に入れたということで触らせてもらったのですが、薄いステイヴ・シェルが独特でサウンドもすごい個性的で非常に面白かったので、コンタクトを取って入れることにしました。

    試奏とか問い合わせはよくあります。ウッド・シェルも良いんですけど、アルミもまた良いんですよ。売れてしまったのでまた入ってきたときにはアナウンスします(笑)。

    Review〜土田“つっちー”嘉範の試奏コメント〜

    Painted Poplar>とにかく音圧がありますね。チューニング・ボルトを回していくと、ピッチやスナッピーの変化がすごく早く感じられて反応が非常に良いです。バランスがすごく取れていて、薄いステイヴ・シェルのせいか、どんなチューニングをしてもまろやかさがあります。打面を張ってもローがあるからすごく太く聴こえるし、8テンションのオープンさがありつつもけっこうガッチリしています。苦みと甘みがある……って抹茶ラテみたいなカラーとマッチしてますね(笑)。清楚な白も良いと思います。こっちの(白い)方がさらに扱いやすい印象かな。共通して基本は若干ダークなサウンドですが、しっかりミュートをすれば歌モノでもバッチリとハマると思いますし、この1台でいろいろな音が出せそうですよね。抜けが良いので大音量の中でも全然いけると思います。トリックのストレイナー・スイッチも操作性が良いです。スタイリッシュなネオヴィンテージ感はありますよね。今の時代にすごくマッチするサウンドだと思います。ワイド・レンジだからいろいろ使えると思います。

    <The Dwayne>水羊羹みたいな涼しげ色とフープが可愛いですね(笑)。このフープだとオープン・リム・ショットは難しいと思うけど、チューニング・ボルトは引っ掛けるフック・タイプじゃないのが面白いです。独特のバウンド感が面白いし、ボルトの精度も良くて、締まり具合いが気持ち良い。この深さなので、ロー・ピッチは言わずもがなすごく良いですし、しかも暴れない。新鮮な感覚ですね。そしてSugar Percussionに共通した太さはこのスネアにもあって、メイン・スネアももちろん良いと思うけど、フロアの位置やサイド・スネアとかに置いても良いですね。何かやりたくなる気持ちを起こさせる……音そのものにグルーヴがあるような、フレーズが自然に出て来る音楽的なスネアです。