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Product Report – MEINL Stick & Brush
- 撮影:八島 崇 撮影協力 :G-ROKS 下高井戸スタジオ
試奏ラインナップ
STICK[ Standard Series | Standard Long Series | Hybrid Series|Heavy Series | Big Apple Series| Concert Series ]|BRUSH|RODS|Total Impression
*シリーズ名をクリックすると、各シリーズのスティック試奏ページに移ります。
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問い合わせ●山野楽器新宿ロックイン(☎ 03-5269-0795)
*重量の実測値は編集部で測定したものです。
Standard Wire Brush / SB300
打面に馴染む柔らかいワイヤー
芳垣:このブラシは、スティックと同じような感覚で動かせるので、非常にコントロールしやすいです。ブラシは普通、最初の段階ではワイヤーが硬かったりするんですけど、これはワイヤー自体が柔らかいので、すぐ打面に馴染んでくれて、ニュアンスも出しやすいです。ただ、ブラシで強く打面を叩いたときの音は少し軽い印象ですね。ジャズのバラードはもちろん、ブラシでもビートを出したいという人にオススメです。
【Spec】
材:ワイヤー
重量:ミディアム[実測値54g]
サイズ:14.4mm ×345mm(ワイヤー部分:130mm)
7A Fixed Wire Brush / SB302
明るさと軽やかさのあるサウンド
芳垣:Standard Wire Brushと比べると若干コシは硬い印象ですが、やはりワイヤー自体が柔らかい造りなので、こちらも最初から馴染んで使いやすいです。他のメーカーから出ている木のブラシと比べても、よりスティックに近いグリップ感があります。重心がちょっと先の方にあることも影響しているのか、強いアタックが出しやすいですね。サウンド面では、明るさと軽やかさのある印象です。
【Spec】
材:ワイヤー
重量:ミディアム[実測値49g]
サイズ:15.8mm×381mm(ワイヤー部分:135mm)
Fixed Nylon Brush / SB303
いろいろな用途が考えられる万能ブラシ
芳垣:プラスチックだからワイヤー部分はけっこう硬くて、叩いた印象も他の2つとは明らかに違います。普通のワイヤー・ブラシと同じ括りで考え
るよりも、いろいろな用途で使うのに向いていると思います。例えば、カホンなんかを刻んでみるのも面白いだろうし、木のグリップだからリムを絡めて使うこともできるし……。重量もそれほど重くないので、非常に扱いやすいと思います。とても興味深いブラシです。
【Spec】
材:ナイロン
重量:ミディアム[実測値60g]
サイズ:13.5mm×344mm(ナイロン部分:160mm)
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