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    close up! “エレドラ女子”が ヘッドホン/イヤホンを聴き比べてみた feat.むらたたむ、佐藤 奏

    • Text:Shinichi Takeuchi Photo:Takashi Yashima(Products)/Tetsuro Sato Contents by Rhythm & Drums Magazine

    試奏ヘッドホン/イヤホン・メーカー一覧

    AKG Audio Technica canal works MarshallZildjian Roland SENNHEISER VOXTotal Impression[総評]

    *メーカー名をクリックすると各ヘッドホン/イヤホンのレビューを個別に見ることができます。

    Roland

    問い合わせ:ローランドお客様相談センター

    ■M-200

    Roland M-200/¥オープン・プライス

    ローランドの楽器作りのノウハウを盛り込んだヘッドホン。“次世代のスタジオ・モニター”をコンセプトに、全音域の解像度を上げ、また、50mm径CCAWボイスコイル採用ダイナミック・ドライバーを搭載し、原音を忠実に再現。オーディオ入力端子は左右両耳に装備。周波数特性は5Hz~40KHzでハイレゾに準拠。

    【Spec】
    ●型式:オーバー・イヤー・ヘッドホン ●ドライバー:CCAW コイル搭載φ50mm ダイナミック・ドライバー ●感度:101.5dB ●周波数特性:5 ~ 40,000Hz ●インピーダンス:30Ω ●ケーブル長:132cm ●質量:290g ●付属品:1ボタンSpeak Easyケーブル、バランス接続ケーブル、変換プラグ(3.5mm →標準プラグ)、シェル・ケース

    Comments on M-200

    佐藤:耳あてが六角形で可愛いです。フィット感もあるし、軽いのも良いですね。疲れを感じさせない、程良い密閉度に加えて音質が良いので、どの音色もしっかり聴こえ、音色の違いもちゃんと認識できます。特にスネアの“ヌケ感” が感じられるのが良いです。V-Drumsが演奏しやすいと思います。

    むらた:六角形のイヤー・パッドは“ 他とは違うぞ” 感が出せていいですね(笑)。フィット感もいいですし、音も、バランスが良くて、V-Drums を叩くときの“うまみ成分” のようなものをいい感じで聴こえさせてくれる気がします。ちょっと硬めでリバーブ感のやや少ない音ですね。伸びもあります。


    ■RH-300V

    Roland RH-300V/¥オープン・プライス

    V-Drumsをはじめ、電子パーカッションに最適化した密閉型ヘッドホン。搭載された50mm径ネオジムマグネットとCCAWボイスコイルを採用したドライバーは、電子ドラムに合わせた専用チューニングが施されている。それによりブ
    ラシの繊細なニュアンスから、シンバルのサステインまでを忠実に再現。

    【Spec】
    ●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー:φ50mm ●感度:103dB ●周波数特性:10 ~ 22,000Hz ●インピーダンス:32Ω ●質量:285g(コード、プラグ除く) ●付属品:変換プラグ(3.5mm →標準プラグ)

    Comments on RH-300V

    佐藤:いつも使っているヘッドホンで、シルバーのパーツが多いので、ライヴでは照明でキラキラして綺麗なんですよ。装着感も安定していて、激しく叩いてもズレません。音は、V-Drums の音をしっかり再現してくれて、ミュートやスナッピー感など、スネアの設定を細かく変えても、ちゃんと聴こえてきます。ドラマー用のヘッドホンですね。

    むらた:真面目な音というか、ここだけ強調するみたいな偏りがない気がしました。“V-Drums の音ってこういう音だった” と確認できるような音ですね。V-Drumsを叩くために考えられているので、コードの長さも十分ありますし、イヤー・パッドが柔らかくてフィット感もあって、ストレスなく演奏できます。

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