SPECIAL
UP
close up! “エレドラ女子”が ヘッドホン/イヤホンを聴き比べてみた feat.むらたたむ、佐藤 奏
- Text:Shinichi Takeuchi Photo:Takashi Yashima(Products)/Tetsuro Sato Contents by Rhythm & Drums Magazine
試奏
AKG | Audio Technica | canal works | Marshall| Zildjian | Roland | SENNHEISER | VOX | Total Impression[総評]
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問い合わせ:ヤマハミュージックジャパンお客様コミュニケーションセンター ギター・ドラムご相談窓口(0570-056-808)
■MAJOR Ⅲ
専用の40mmダイナミック・ドライバーを搭載し、低域のレスポンスの向上と、滑らかな中域、クリアな高域を持つサウンドを実現。また、人間工学に基づいた新設計の3Dヒンジを採用したストレート・ヘッドバンドと、耐久性に優れ、コンパクトなイヤー・クッションにより、長時間の使用でも快適なフィット感を提供する。
【Spec】
●形式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー:40mm ●感度:99dB ●周波数特性:20 ~ 20,000Hz ●インピーダンス:32Ω ●質量:178g ●カラー:ブラック、ブラウン、ホワイト ●付属品:3.5mmS/L 型ステレオミニケ-ブル
Comments on MAJOR Ⅲ
佐藤:フィット感が良くて、ズレないので演奏しやすいです。シンバル類を叩いたときに、ちょっとパッドの音が聴こえましたが、バス・ドラムやタムはすごく聴きやすいですね。見た目もオシャレなので、どんな服で演奏しても合いそうです(笑)。延長コードがあれば解決できますけど、ドラマー的には、もうちょっとコードが長い方がうれしいですね。
むらた:音の輪郭が柔らかいイメージがしました。奏ちゃんが言うように、外音が聴こえてきてしまう部分もあるんですが、演奏しないで音を聴くだけなら、高音も聴き取りやすいと思います。装着感は良くて、耳にすごくフィットします。コンパクトで、女子目線でいえば、髪に跡がつきにくいのも良いですね。
問い合わせ:ヤマハミュージックジャパンお客様コミュニケーションセンター ギター・ドラムご相談窓口(0570-056-808)
■ZIEM 1 PROFESSIONAL IN EAR MONITORS
ドラマー向けにチューニングされたインイヤー・モニター。独自に開発した“デュアル・ダイナミック・ドライバー”を2基搭載し、クリアな高域と中域、パワフルな低域を再現し、さまざまなジャンルの音楽に対応できる。人間工学に基づいてデザインされ、外部の遮音性を増したシリコン・イヤーチップ=SpinFit(TM)を採用。
【Spec】
●ドライバー:ダイナミック型(×2)●感度:101dB ●周波数特性:5 ~ 26,000Hz ●インピーダンス:24.5Ω ●ケーブル長:1.5m(Y 字) ●質量:約3g(コード除く) ●付属品:イヤーモニターケース、クリーニングブラシ、ステレオミニプラグ変換アダプタ、イヤーチップ(Medium 、Large)
Comments on ZIEM 1 PROFESSIONAL IN EAR MONITORS
佐藤:コンパクトなデザインで目立たないので、使いやすそうですね。密閉度も高いと思います。コードがちょっと短いようにも思いましたが、これは延長コードを使えば解決できると思います。音質は良いですね。高音も低音もはっきりしていますし、シンバルの中でもハイハットが特に聴き取りやすいです。
むらた:普段SHURE のイヤモニを使っているので、それに近くて装着感は馴染みのある感じでした。演奏しやすいです。シリコン・イヤーチップは密閉しすぎない感じで、ストレスが少ないですね。演奏に集中できます。高音が痛くないので、演奏していて耳が疲れないです。中音も低音もしっかり聴こえ、全体的にまとまったまろやかな音になっている気がしました。
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