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【MUSCLE WASA-BEAT!! feat.山葵[和楽器バンド]】#7−164 feat. GUMI「天ノ弱」

叩いて!語る!
和楽器バンド山葵の“叩いてみた”ブログ!!

あの“山葵ブログ”がパワーアップして帰ってきた! その名も『MUSCLE WASA-BEAT!!』(マッスル・ワサビート)。山葵のYouTubeチャンネル「山葵ちゃんねる」とコラボし、原点でもある“叩いてみた”動画を新たに撮り下ろし、プレイについて解説! 第7回からはYouTube動画内での解説が追加! 今回はボカロの中でも特に語り継がれることの多い名曲「天ノ弱」を解説していきます! YES…

#7 164 feat. GUMI「天ノ弱」

はいどーも、音楽界最強の肉体を目指す、山葵です。

今回からYouTube動画内でもプレイの解説を行い、それを文字での解説も行うスタイルでやっていきたいと思います。

今回は

・ドラムを叩くときの姿勢と意識
・「天ノ弱」を演奏するときのワンポイント・アドバイス

この2点を解説していきたいと思います。

まずドラムを叩くときの基本姿勢について。

ニュートラルポジションとしては

・肩が体の少し前の方に重さが乗っかっている状態
・骨盤を前傾(寝かせて)させて座る

この2点を意識するようにしています。
こうすることで背中の大きな筋肉を使いやすく、腕の重さもスティックに乗せやすいので、楽にパワフルかつ太い音を鳴らしやすくなります

そしてプレイ中の意識ですが、自分の身体の重心(丹田)がどこにあるのか、楽器に対して向き合っているかというのを感じながら演奏するようにしています。

おへそから約指2本分下の奥、背骨の少し前あたりに身体の重心があります。

ここを楽器の正面、複数の楽器を叩くときはその間に向けてあげることで、ショットが安定し、楽器の鳴りも良くなるかと思います。

速い移動のフレーズを演奏するときは、常に丹田を楽器の正面に向けることはできないので、自分の視線と意識をその楽器に向けてあげるだけでもプレイが変わってくることでしょう。

最後に「天ノ弱」を演奏するときのワンポイント・アドバイスについて。

この楽曲はエモーショナルで疾走感があり、クライマックスに向けてテンションが上がっていくような構成となっています。

それに沿ってドラムの演奏もどんどん音圧を上げていきたいので、前述の丹田と意識、そして骨盤を大きく動かしてあげることで、楽器の鳴りを太く出すように心掛けます。

手先のショット・スピードを上げるだけでは、音量は出ますが音圧のない細く痛い音になりやすいです。しっかりロックらしい音を鳴らすためにも、身体の重心移動による運動エネルギー、背中などの大きな筋肉を駆動できる叩き方を身につけると良いでしょう。

ではまた!

山葵が語る新作『ボカロ三昧2』はこちら!

『ボカロ三昧2』
詳細はアルバム特設ページ

Profile
わさび●岡山県育ち。中国人の父と日中ハーフの母を持つ。15歳でドラムを始め、YOSHIKIやチャド・スミス、トーマス・プリジェンなどに影響を受ける。動画投稿サイト“ニコニコ動画”にアップした演奏が話題となり、和楽器バンドに加入。コンポーザーとしてもスキルを磨き、アルバム『TOKYO SINGING』ではリード曲「Singin’ for…」を作詞作曲。中学の頃から筋力トレーニングも続けており、2020年に初出場をした年末特番「SASUKE2020~NINJA WARRIOR~」では話題を呼び、2021年も出場を果たした。
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和楽器バンド(L→R)
山葵(d)、亜沙(b)、蜷川べに(津軽三味線)、神永大輔(尺八)、鈴華ゆう子(vo)、町屋(g、vo)、いぶくろ聖志(箏)、黒流(和太鼓)

◎Latest Release

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