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    岩瀬立飛がドラム・セットで叩く“世界のリズム” #21 – インド系のリズム

    世界中のリズムを研究する名手=岩瀬立飛が、各国のリズムをモチーフとしたパターンをドラム・セットで演奏&解説した、ドラマガ2011年10月号の特集“世界のリズム”。ドラマガWebではその一部を、演奏音源つきで地域ごとに紹介! 今回はインド系のリズム。インド音楽にあるリズム・パターンをドラム・セットでアレンジして実演します!

    #21 インド系のリズム

    インド系のリズム その1 タブラ

    Ex-1~3は、タブラのパターンを抽出して適当にドラム・セットの楽器に置き換えたものです。インド音楽全般に言えますが、少しハネます。ウラ打ちパターンのあるものが多く、けっこうポップなリズムになりました。後半はカリプソそっくりです。前記の通り、カリプソはトリニダートへ移民したインド人が作りました。どうりで少しハネるわけです。

    ▲Ex-1/0:00〜
    ▲Ex-2/0:18〜
    ▲Ex-3/0:33〜

    インド系のリズム その2 ムリダンガム

    Ex-4、5はムリダンガムという両面太鼓のリズムで、奏法はタブラと同じです。今回は歌謡曲っぽいものからの抽出です。ドラム・セットでやると、どうもただのハネ・ファンクにしかなってないような気もしますが……いえいえ、自信を持って紹介していますよ。インド音楽は奥が深く、変拍子、奇数連符などの試みは今回なし、というか試みたのですが、あまり報われないというか……。

    ▲Ex-4/0:00〜
    ▲Ex-5/0:12〜

    岩瀬立飛がドラム・セットで叩く“世界のリズム” – BACK NUMBER

    #1:キューバ系のリズム①

    #2:キューバ系のリズム②
    #3:キューバ系のリズム③
    #4:キューバ系のリズム④
    #5:カリプソ系のリズム
    #6:ブラジル系のリズム①
    #7:ブラジル系のリズム②
    #8:ブラジル系のリズム③
    #9:レゲエ系のリズム①
    #10:レゲエ系のリズム②
    #11:その他の中南米系のリズム①
    #12:その他の中南米系のリズム②
    #13:ニューオーリンズ系のリズム
    #14:ジャズ系のリズム①
    #15:ジャズ系のリズム②
    #16:アフリカ系のリズム①
    #17:アフリカ系のリズム②
    #18:中東系のリズム①
    #19:中東系のリズム②
    #20:スペイン系のリズム②

    ◎Profile
    岩瀬立飛(Tappi Iwase):愛知県出身。14歳でドラムを始め、日野元彦、坂田 稔に師事。高校では吹奏楽部でパーカッションを担当。その後、1988年に渡米。ピーター・アースキンやデヴィッド・ガリバルディに教えを受けながら、現地でライヴ、レコーディング活動を展開。帰国後、現在に至るまで自身のバンドである。Nervioや宴での活動の他、エリック宮城バンドをはじめ、さまざまなセッションで活躍中。

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