ZILDJIAN
ALCHEM-E Electronic Drum Kits

昨年創業400周年を迎えた世界的なシンバル・メーカー、ジルジャン初となる電子ドラム“ALCHEM-E”（アルケミー）が、11月21日より国内販売がスタート。

海外ではすでに発表され、話題を集めていたALCHEM-E。日本でも10月末に情報公開され、11月2日、3日に開催された「東京楽器博2024」にも展示。Base Ball Bearの堀之内大介氏によるセミナーも行われるなど、会場に訪れたドラマーから注目を浴びていた。

そのラインナップはフラッグシップとなるALCHEM-E GOLD EX、ALCHEM-E GOLD（受注発注品）、ALCHEM-E BRONZE EXの3種類で、すべてにおいて新開発のE-FAMILYシンバル、E-VAULTドラム・モジュール、ウッド・シェルを採用している。

GOLD EX／GOLDはフルサイズの北米産メイプル・シェル（7プライ）を備えたアコースティック・ドラムさながらのルックス。落ち着きながらも高級感溢れるブラックゴールド・ファウンドリー・シマー・ラッカーが美しいラグジュアリー・タイプだ。BRONZE EXはポプラをメインとしたウッド・シェルで、こちらは精悍なマットブラック仕上げ。省スペース化を実現したコンパクト・タイプとなっている。

E-FAMILYシンバルは、L80ローボリューム・シンバルのような無数の細かなホールが空いたシンバルで、高い静粛性を誇りながらも、アコースティック・シンバルさながらの打感とフィールにより、演奏性も両立。ベル／ボウ／エッジの3ゾーン式で、Zildjian Trigger Systemにより優れたレスポンスやニュアンス表現を実現し、アコースティックと同じようにチョーキングも可能となっている。

電子ドラムの心臓部とも言えるモジュール＝E-VAULTは、大画面のフルカラー・ディスプレイを備え、高品質のドラム／シンバル／パーカッション音源を多数収録。ドラムやシンバルなど楽器のヴィジュアルが表示されながら直感的な音色の調整が可能で、中でも歴史ある幅広いZildjianコレクションからサウンドをセレクトできるのは魅力的だ。

400年の歴史を誇る“シンバル・メーカー”が完成させた渾身の電子ドラム。ルックス、サウンド、プレイアビリティに優れた“世界で最もイマーシブ”な演奏体験を、ぜひ体感してみては？

製品ページ：https://zildjian.jp/alchem-e-electronic-drum-kits/