GEAR

HENDRIX DRUMS

アメリカ東海岸のカスタム・ドラム・メーカー、Hendrix Drums。ステイヴ・シェル加工技術の高さに定評がある同社のブースには、試奏者が後を断たなかった。

  • 今年は何とアロイ・スネアを発表! ブラス・シェルにキャスト・ブロンズのフープを装着しており、かなりの重量感。

KORG(VOX)

現在はコルグの傘下として、ギター・アンプ製造などで知られるVOX社からも、インパクト抜群なドラム・キットがリリース。

  • 1950〜60年代の”ぐにゃ”っとしたバス・ドラムを復刻させた“Telstar 2020”。SAKAE OSAKA HERITAGEが監修に携わり、細部に渡ってオリジナル版を再現。楕円形バス・ドラムのフープにフット・ペダルを噛ませる位置を変えることで、ピッチの変化も楽しめるとのこと。

LUDWIG

 昨年創業100周年を迎えたラディックからは、注目のニュー・キットや新たなフィニッシュ、スネア・ドラムが発表された。

  • メイプルをオークで挟んだコンポジット・シェルを採用したクラシック・オークがデビュー。豊富なサイズ展開に加え、カラーも追加。写真のTennessee Whiskyと、落ち着いた色味のSmokeが新たに選べるように。

PEARL

今年のパールはハードウェアの新製品が充実していた印象。かねあいよよかやシェーン・ガラスなどがe/MERGEのデモ演奏を披露し、会場は大いに湧いていた。

  • スケートボード・ブランド、POWELLPERALTA(パウエルペラルタ)とコラボしたマスター・ワークス。カーブしたラック・システムを駆使し、ハーフパイプをイメージしたセッティングもインパクト大。
Pearl Drums NAMM 2020 Booth Tour

ROGERS

復活したロジャースからはついにドラム・キットが登場。さらに、スネア・ドラムでは名器もリバイバルされた。

  • “COVINGTON”(コビントン)キットはDyna-Sonicにも採用されているメイプル&ポプラの5プライ・シェル。22"BD/12"TT/16"FTまたは20"BD/12"TT/14"FTというシェル・パックでの販売を予定しているとのこと。