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    【Lesson Report】FUYUによるプライベート・ドラム・レッスン

    • Text:Rhythm & Drums  Special Thanks:G-Roks下高井戸スタジオ

    ドラムの日特別企画
    FUYUとマンツーマン! スペシャル・ドラム・レッスン

    ドラムの日にちなんで開催され、大好評に終了した“DRUMS DAY AUCTION 2020”。今回のラインナップでも一際注目された「FUYUによるプライベート・ドラム・レッスン受講権」だが、そのマンツーマン・レッスンが先日実施されました!

    この日FUYUが持参した機材は、いつものセッションでも使用しているシンバル一式やフット・ペダル。右側には穴空きやスタックスなどドライ系の音色のシンバルが重ねられるように並べられ、左側にアクセントとなるスプラッシュやクラッシュを設置する構成となっている。ツイン・ペダルはTAMAのIRON COBRAのローリング・グライドを使用。

    今回の受講者は白木 怜さん。今回のレッスンを受講しようと決めたのは、以前からFUYUの大ファンだったからだそう。「中学生の頃、母親が持っていたMISIAさんのDVDを観て、こんなすごい人がいるのかと感動して……それからずっと、FUYUさんの唯一無二のプレイ・スタイルに本当に憧れています」とのこと。意気込みについては、「将来、海外で習ってみたいという思いがあるので、アメリカでゴスペルの経験を積んだFUYUさんに話を聞いたり、実際に習ってみたいと思ったんです。日本人と海外のドラマーとのギャップがどういうものなのか、彼の演奏を通して教えていただきたいです」とお話ししてくれた。

    さて、FUYUによるレッスンがスタート!まずは、白木さんにシンプルなビートを叩いてもらった。それに応じて「こんなフレーズで叩いてみるのはどう?」と丁寧にリードしている姿が印象的だった。

    レクチャーでは、ゴスペルでも使うラテン・フレーズなど、普段どんなシーンで使っているかなども交えながら、レクチャーすることも。シンプルなフレーズから手数の多いアプローチまでさまざまにアレンジして、丁寧に手本を見せてくれていた。それに応じて、白木さんも自分なりのフレーズを叩いてみせ、プレイのクセに応じたテンポ・キープやノリの生み出し方などを解説。

    レッスンの合間には、FUYUが普段の演奏で意識していることやセッションの現場でのことについて話したりなど、トークも交えながら和気藹々とした雰囲気で進行していく。

    FUYUが普段聴いている楽曲を例として聴かせながら、「ドラムを叩く上でファンクは絶対に必要になってくる」とファンクのアプローチを鍛錬することで表現の引き出しを培っていった経験についてもお話してくれたそうだ。2人の会話は盛り上がりを見せつつも、レッスンは締め括り。

    今回のレッスンについて、「白木君とのレッスン、限られた時間の中で濃密なレッスンができたかなと思います。彼とその後いろんな話もしましたが、音楽とドラムがすごく大好きな青年という印象で、これからの活動を楽しみにしています! 個人的にも久々のレッスンだったのですごく楽しかったです」とFUYU。

    受講した白木さんは「つい当たり前だと思ってしまいがちなことが、何よりも重要なんだなとレッスンの節々で感じました」と話し、今回のレッスンであらためて基礎の大事さに気づいたとのこと。「昔から憧れていたFUYUさんから大切なことをたくさん学べて、とても充実した1時間でした」よろこびに満ちた表情で話してくれた。

    2人にとっても貴重な時間となったプライベート・ドラム・レッスンでした!

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