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シュラグヴェルクの最新カホン×12を一気叩き! feat.福長雅夫

  • Contents & Text:Rhythm & Drums Magazine

Staff Comment
〜シュラグヴェルクからのスペシャル・メッセージ!〜

ここではシュラグヴェルク本社のスタッフより、
スペシャル・メッセージをいただいたので、工房の写真と共に紹介していく。

Comment:Winfried Holl[Schlagwerk GmbH  / Managing Director] 

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  • シュラグヴェルク社のスタッフ。

●豊富なバリエーションを誇るシュラグヴェルク・カホンですが、
今、世界的にはどんなカホンがトレンドになっていると思いますか?

○今、私達は2つのことを強く求めています。

1. 簡単に使えて、メンテナンスが少なく、買ってすぐに演奏が楽しめ、ドラム・セットの代わりにもなるカホン。私の2inOneシリーズのように。

2. その一方で、指先のわずかなタッチでシズル感のあるサウンドを求めるプレイヤーが増えています。カホンはスネアをノイズを発生させることなく固定させ、加えてしっかりとした剛性を保つものでなければなりません。しかし、それだけではなく、美しい木目調の化粧板を使用した、ライフ・スタイルに密着したルックスも重要です。

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  • カホンを研磨している様子。研磨機にホースが取りつけられており、何と木くずを吸い取ってくれる!

●木材や工程などのこだわり、サウンドなど、
シュラグヴェルクが“スペシャルなカホンだと思うポイント”を教えてください。

○シュラグヴェルクのカホンの秘密は、求められるサウンドを実現するための非常に洗練された構造と、そもそもの原材料の綿密な選択の組み合わせにあります。それに加えて、高度に熟練した木工職人の技と、高度にカスタマイズされた機械が加わっています。さらに、すべての工程において厳格な品質管理を行うことで、典型的な素晴らしいサウンドで、しっかりとした作りの、永遠に使えるシュラグヴェルクのカホンが出来上がるのです。もちろん、ミュージシャンの声に耳を傾けながら、常に楽器を改良していくことも忘れてはなりません。構造上のごくわずかなディテールが、楽器のサウンドやフィーリングに直接影響します。そのため、私達は常にミュージシャンの期待に耳を傾け、改善の余地があると判断した細部を改良しています。私達はこの評判を誇りに思っています。

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  • 熟練職人による組み立ての様子。Tシャツにも注目!

●最後に日本のドラマー/パーカッショニストにメッセージを!

○私達は日本にドラマーやパーカッション奏者の大きなコミュニティがあることをうれしく思います。 昨今の厳しい状況下でも、ドラミングや音への追求を続けることができることは、私達にとって大きな喜びです。
社会や文化を支えてくださりありがとうございます。You are the best!