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“煩悩の数”だけリズム・パターン108

  • Text & Score:Michiaki Suganuma

2014年12月号、2015年1月号の2号連続でお届けした、『“煩悩の数”だけリズム・パターン』をドラマガWebにて再掲載! 煩悩の数=108ものパターンを当時の付録CDの音源と共に #教則の日曜日 に振り返っていきましょう。ジャンルも幅広く、反復練習も可能なエクササイズなので、初心者にもオススメ!!

Traditional編
伝統的なルーツ系リズム
8パターン

Traditional編は、現在そのままの形ではあまり使われないが、さまざまなリズムの“ルーツ”となっているような、伝統芸能的パターンを8つ紹介。身につけてアイディアの糧としよう!


Traditional 05 ニューオーリンズ伝統のジャズの4ビート

推奨テンポ ♩=150
▲0:27~ Traditional 05

ニューオーリンズ~スウィング時代のジャズ・ドラムはモダン・ジャズのようなアドリブ性はまだ発展途上で、このようにある種パターン的なアプローチが多く見られた。バック・ビ ートに相当するような2、4拍のスネアも叩きバス・ドラムはフェザリングと呼ばれる4分をキープ。


Traditional 06 カントリー・ミュージックの“トレイン・ビート”

推奨テンポ ♩=160
▲0:34~ Traditional 06

カントリーで使われる2ビートの通称“トレイン・ビート”。スネアのアクセントの移動によるパターンで、列車が走る感じからこの名がついたと思われるが、アメリカの開拓精神ともつながっているとも想像できるような、伝統のアプローチ。ブラシで演奏されることも多いパターン。


Traditional 07 セカンドラインを使った元祖ジャングル・ビート

推奨テンポ ♩=95
▲0:41~ Traditional 07

ジャングル・ビートと称されるパターンは時代によってさまざまに移り変わって来ているが、これはその元祖とも言うべきアプローチ。ニューオーリンズのセカンドライン的なリズムをタムで叩くパターンで、TOTOの「ロザーナ」のバス・ドラム・パターンは実はこれがもとになっている。


Traditional 08 カリプソ的パターン

推奨テンポ ♩=190
▲0:50~ Traditional 08

ソニー・ロリンズの楽曲「セント・トーマス」でのマックス・ローチのカリプソ的なパターン。ジャズでのアフロ・キューバン・リズムとは違ったアプローチで、左手がスネアのリム・ショット、右手がタムを移動する形で、カリブ海のリズムの雰囲気を見事に表現したパタ ーンである。

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