NOTES
2014年12月号、2015年1月号の2号連続でお届けした、『“煩悩の数”だけリズム・パターン』をドラマガWebにて再掲載! 煩悩の数=108ものパターンを当時の付録CDの音源と共に #教則の日曜日 に振り返っていきましょう。ジャンルも幅広く、反復練習も可能なエクササイズなので、初心者にもオススメ!!
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Pops編
オールディーズ~
アニソン系まで15パターン
Pops編はオールディーズから最新のポップス、流行のアニソンまで、さまざまなジャンルを取り込みながら進化してきた歌モノのパターンや、ダンス・ビートを中心とした、実用的な15発!
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Pops 01 8ビートの王道“ゴールデン・リズム”
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オールディーズ~ザ・ビートルズの時代に確立された8ビートの基本型。“ゴールデン・リズム”という呼び名はその汎用性の高さを示しているとも言えよう。ロック的な“ドンタン・ドドタン”というパターンとのノリの違いがポイント。( )のバス・ドラムはディスコ・ビートのパターンの一例。
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Pops 02 典型的な“タテノリ”ディスコ・ビート
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ディスコ・ビートは70~80年代にディスコ(今のクラブ)でかけられていた音楽の特徴を示すもので、その形は多様だが、これはその中で典型的なバス・ドラム4分打ちの“タテノリ・ビート”。ハイハットのウラ(アップ・ビート)を強調するのがポイントで、今ではロ ックでも使われる。(ROCK 06参照)。
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Pops 03 現代版ディスコ~テクノ・ビート
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ディスコ~テクノで特有の“ウチータチー”のハイハットをキープしつつバス・ドラムに動きを加えたハイブリッドなアプローチ。ここではロッズでプレイしサウンドに特徴を持たせているのもポイント。バラードに近いテンポ感でのグルーヴ作りのバランス感覚に優れたアプローチと言える。
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Pops 04 モータウン系での変型ビート
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ポップス界に多大な影響を与えたモータウン・レコードの曲でしばしば見られるパターン。エキゾチックな雰囲気も醸すアプローチで、1拍目のハイハットのアクセントのつけ方がグルーヴのポイント。温故知新と言うか、一般的なポップスやロックのパート演奏にも参考となるアプローチ。
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Pops 05 リム・ショットとレギュラー・ショットを併用したアプローチ
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バラードで多用されるリム・ショットと通常のスネア・ショットを併用したパターンで、その中間的な感覚はパートのプレイによっては大いに効果を発揮するアプローチ。右手でリムを同じに叩くフラム打ち奏法は“ゴスペル・チョッパー”が昨今よく用いる叩き方である。