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    “サスフォー” Suspended 4thからデニス・ルワブが脱退

    Suspended 4thからドラマーのデニス・ルワブが2023年1月末をもって脱退することが発表された。

    名古屋・栄のストリートを中心に活動を展開し、路上ライヴでも話題を呼んでいた「ストラトキャスター・シーサイド」MV公開で一躍その知名度を上げたSuspended 4th。2019年にはロサンゼルスへ“武者修行”と題し渡米。原点とも言える路上ライヴにさらに磨きをかけ、その熱量をパッキングしたような生々しい音像は、彼らならではの作品と言えるだろう。

    デニスは2017年、前任ドラマーの脱退に伴い加入。SNSでのメッセージがきっかけだったと、初登場となった2019年10月号のインタビューで語っている。

    ルワンダ人を父に持つ彼は小学生でドラムやギター、ベースを始めたマルチ・プレイヤー。ある日、ラジオから流れてきたディープ・パープルを聴いたことでドラムに魅了されたとのこと。そこからキース・ムーンやミッチ・ミッチェル、ジョン・ボーナムなどを聴き始め、ジャズなども研究。骨太なビートを刻みながらも、他パートに対抗するように攻撃的に手数を入れ込むプレイ・スタイルはそのあたりから培われたのだろう。

    デニスは2019年10月号の連載「DM Debut」にて初登場。ドラマーとしてのルーツから『GIANTSTAMP』にかける思いを語ってもらった。

    Suspended 4thは新たなドラマーを探しながら活動は継続。デニス自身も、脱退後も音楽活動は続けるとのことで、楽器のみならずヴォーカルを執ることもある、多彩な側面を見せる彼が今後どのような活躍を見せてくれるのか、楽しみに待ちたい。

    バンド公式サイトでの脱退報告はこちら