レッド・ホット・チリ・ペッパーズの通算12作目となるオリジナル・アルバム『Unlimited Love』が本日4月1日に世界同時リリースされた！

ジョン・フルシアンテが復活し、黄金期のメンバーとしては16年ぶりとなる本作。「Black Summer」、「Poster Child」などのMVが先行公開され、発売前から話題を集めていた。

編集部はCDショップで早速アルバムを購入。まずは気になるクレジットをチェックして行こう。

まずはプロデューサーについて。前作『The Getaway』では変化を求めてゴリラズやBeckらを手がけたデンジャー・マウスがプロデュースを担当したが、本作はバンドを熟知した巨匠＝リック・ルービンと再びタッグを結成。レッチリらしい音像に仕上がっているのは、彼の手腕によるところも大きいのではないだろう。

録音とミックスはリック・ルービンの作品に数多く携わり、06年発表の『Stadium Arcadium』も手がけたライアン・ヒューイットが担当。レコーディングはマリブにあるルービンが所有するスタジオ、Shangri-La Studiosで行われたとのこと。

メンバー以外の参加ミュージシャンとしては、パーカッションでライヴ・サポートも務めるマウロ・レフォスコが「Aquatic Mouth Dance」、「She’s a Lover」、「Whatchu Thinkin」、「Bastards of Light」、「One Way Traffic」、重鎮のレニー・カストロが「Poster Child」でそれぞれプレイ。その他、コリー・ヘンリー（org）、ナサニエル・ウォルコット（tp）、ジョシュ・ジョンソン（sax）、ヴィクラム・デヴィステイト（tb）などがクレジットされている。

元[Alexandros]のドラマーで、現在執筆業も行っている庄村聡泰による速報レビューはこちら↓

Drummer’s Disc Guide – 2022 Spring

◎作品情報
『Unlimited Love』
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
詳細はこちら●ワーナー・ストア

Red Hot Chili Pepper／『Unlimited Love』
リリース：2022年4月1日（金）

1. Black Summer / ブラック・サマー
2. Here Ever After / ヒア・エヴァー・アフター
3. Aquatic Mouth Dance / アクアティック・マウス・ダンス
4. Not The One / ノット・ジ・ワン
5. Poster Child / ポスター・チャイルド
6. The Great Apes / ザ・グレイト・エイプス
7. It’s Only Natural / イッツ・オンリー・ナチュラル
8. She’s A Lover / シーズ・ア・ラヴァー
9. These Are The Ways / ジーズ・アー・ザ・ウェイズ
10. Whatchu Thinkin’ / ワッチュ・シンキング
11. Bastards of Light / バスタード・オブ・ライト
12. White Braids & Pillow Chair / ホワイト・ブレイズ・アンド・ピロー・チェアー
13. One Way Traffic / ワン・ウェイ・トラフィック
14. Veronica / ヴェロニカ
15. Let ‘Em Cry / レット・エム・クライ
16. The Heavy Wing / ザ・ヘヴィ・ウィング
17. Tangelo / タンジェロ
18. Nerve Flip（Bonus Track）

【Set Up】Chad Smith-チャド・スミス-