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    奥深いサウンド&グルーヴが堪能できるスティーヴの最新参加作

    8月24日に急逝したチャーリー・ワッツの代わりにザ・ローリング・ストーンズのツアーに参加するスティーヴ・ジョーダン。彼が参加したブルース・シンガー、エリック・ビブの最新作『DEAR AMERICA』がリリースされた。

    活動拠点をヨーロッパに置きながら、母国アメリカのルーツ・ミュージックを追求し、2度のグラミー賞を受賞した熟練シンガーのエリック。彼が3年ぶりに発表したこのアルバムは、パンデミックが起こる前にブルックリンでレコーディングされたそうで、ロン・カーターやエリック・ゲイルなど実力派プレイヤーがゲスト参加。エリックの盟友であり、メアリー・J.ブライジやバック・ストリート・ボーイズらも手がけたグレン・スコットがプロデュースを担当している。

    近年はプレイング・マネージャーとしてシェリル・クロウ、ロバート・クレイなどさまざまなアーティストをプロデュースしているスティーヴだが、本作はセッション・ドラマーとして「DIFFERENT  PICTURE」、「WHITE & BLACK」の2曲でプレイ。ディープなサウンド&グルーヴで曲の世界観を見事に演出している。

    なおスティーヴが参加するローリング・ストーンズのUSツアーは26日のセントルイス公演からスタートする。