2月17日（金）から全国公開されるアニメ映画『BLUE GIANT』。ジャズ・ピアニスト、上原ひろみが手がけたサウンドトラックが公開同日にリリースされる。

『BLUE GIANT』は、ジャズの世界をモチーフとした石塚真一の人気コミックが原作。ジャズという豊潤で刺激的な音楽を、当然ながら音の出ないマンガの中で、圧倒的表現力を持って描いたことで、“音が聞こえてくる漫画”と評され、多大な注目を集めた。今回の劇場版では、“最大の音量、最高の音質で、本物のジャズを届けたい”という思いの下、立川 譲監督が制作にあたったという。

その“最高のジャズ”の部分を担当するのが、上原ひろみ。彼女は原作者の石塚と親交があり、主人公・宮本 大たちが結成するトリオ“JASS”のオリジナル曲を、映画化が決まる前からプライベートで作曲していたというのほどの『BLUE GIANT』のファンであり、劇場版の音楽を担当するのにうってつけの存在と言える。

今回のサウンドトラックは、“JASS”のオリジナル楽曲「FIRST NOTE」、「N.E.W.」、「WE WILL」の3曲をはじめ、劇伴音楽を含めた29トラックを収録。劇中のバンド演奏曲では井川 晃、柴田 亮がドラムを担当。劇伴曲では伊吹文裕、菅野知明がドラム、石若 駿がパーカッションを担当している。

また、石若は劇中に登場するドラマー、玉田俊二の演奏も担当しており、サウンドトラックにも収録される“JASS”の演奏曲も彼のドラムによるもの。中でもエンドロール曲「BLUE GIANT」は、石若、上原、そして主人公の宮本のサックス演奏を担当した馬場智章とのトリオで感動的な演奏を聴かせてくれる。

『BLUE GIANT　オリジナル・サウンドトラック』
上原ひろみ
ユニバーサル　UCCJ-2220
2月17日（金）発売

1.Impressions
2.Omelet rice
3.Day by day
4.Kawakita blues
5.Ambition
6.BLUE GIANT ～Cello & Piano～
7.Motivation
8.In search of…
9.The beginning
10.Monologue
11.Forward
12.Another autumn
13.Next step
14.Challenge
15.Kick off
16.Samba five
17.N.E.W.
18.Recollection
19.No way out
20.New day
21.Reunion
22.Count on me
23.Faith
24.Nostalgia
25.What it takes
26.WE WILL
27.From here
28.FIRST NOTE
29.BLUE GIANT

JASSメンバー演奏：
馬場智章（ts）、上原ひろみ（p）、石若 駿（d）

劇中バンド演奏：
上原ひろみ（p、key）、柴田 亮、井川 晃（d）、田中晋吾、中林薫平（b）、田辺充邦（g）、村上 基（tp）、本間将人（ts、as）、馬場智章（ts）

劇中音楽演奏：
上原ひろみ（p、el-p）、菅野知明、伊吹文裕（d）、Marty Holoubek（b）、國田大輔、井上 銘（g）、石若 駿（per）、佐瀬悠輔、伊藤 駿（tp）、三原万里子（tb）、片山士駿、野津雄太（fl）、小林未侑（cl）、神農広樹（oboe）、西江辰郎、田村直貴、田中笑美子（1st violin） 、ビルマン聡平、松崎千鶴（2nd violin）、中 恵菜、古屋聡見（viola）、向井 航、篠崎由紀、下島万乃（cello）、挾間美帆（cond）

サントラの予約はこちら→https://BLUE-GIANT.lnk.to/OSTPR