GEAR

UP

パールe/MERGEのサウンドを国内外のアーティストがカスタマイズ!

  • Text:Isao Nishimoto

パールの電子ドラムe/MERGEを使ってアーティストが制作した音色データを提供する、全世界同時進行プロジェクト“e/MERGE ARTIST KIT COLLECTION”がスタートした。

その第1弾として、ライヴ/レコーディングでe/MERGEを活用しているTOSHI NAGAIと、オンライン・レッスン・サイトORLANDO DRUMMERを主催するアメリカのドラマー=Adam Tuminaroのキット・データがアップされている。

電子ドラムの枠を超える新しい“楽器”=e/MERGEの機能を駆使してアーティスト自身がカスタマイズしたドラム・キット・データは、パールWEBサイトにあるe/MERGEのページからダウンロード可能(DLはこちら)。これを音源モジュールに読み込むと、e/MERGEでそのアーティストのサウンドを楽しむことができる。

併せて、各アーティストのデモンストレーション動画も公開中。Adam Tuminaroのキットは、独特なルーム感のドラム・サウンドとドライなシンバル・サウンドが印象的。TOSHI NAGAIのキットは、叩き方次第で幅広いジャンルに対応できそうな重心低めのタイトなサウンドだ。TOSHI NAGAIの動画ではe/MERGEの魅力についてもあらためて言及しており、プロの立場から電子ドラムがどのように活用できるかを話した貴重な内容。GLAYの作品で長年タッグを組むエンジニア、競 紀行氏の興味深いコメントも収められている。

このe/MERGE ARTIST KIT COLLECTIONでは、第2弾アーティストに淳士、第3弾アーティストに真矢がアナウンスされている他、海外アーティストも順次発表される予定。e/MERGEの可能性をさらに広げる同プロジェクトの今後に注目しよう。詳細はこちらのHPをチェック!