GEAR

全3回に渡りthe NAMM Show 2020の模様をお届けする本レポート。第2回目はシンバル・メーカーを中心に紹介(内容は2020年4月号のレポートを抜粋したものです)。第一弾はこちらからどうぞ。

シンバル・メーカー編

BOSPHORUS

伝統的な手法にこだわるボスフォラス。今年は新製品展示がなかったものの、通常のラインナップが所狭しと並べられ、試奏者が後を断たなかった。

  • 昨年発表されたArgentum(アルゲンタム)シリーズもズラリ。その名の通り“銀色”のフィニッシュが来場者の目をひいていた。

ISTANBUL AGOP

トルコ・シンバル・メーカーの雄、イスタンブール・アゴップからは現代の音楽を意識した新製品が発表された。

  • Xistシリーズに新たに追加されたDry Darkシリーズは、ノンレイジングかつ“コブ”のような独特のハンマリングが特徴。強烈なアタックと素早い減衰を実現したという。

ISTANBUL MEHMET

イスタンブール・メメットは、新作の他、ブース入り口にはKirkor KシリーズとSAHRAシリーズが大きくディスプレイされていた。

  • トニー・ウィリアムス・トリビュートにニュー・モデルが登場! 写真の22"ジャズ・ロック・ライドをはじめ、15"ハイハット、16"クラッシュが追加された。

MEINL

マイネルは新シリーズ2種を大々的にフィーチャー。ブースは常に人で溢れかえっていた。

  • Byzance Extra Dryシリーズより独立したDUAL。Multi-TrashやChina、Trash Crashなど、ラインナップを追加し、選択肢が広がった。

PAISTE

スイスのシンバル・メーカー、パイステは、多くのドラマーに支持されてきたFormula 602が誕生60周年を迎え、“2020 Relaunch Models”と銘打ったClassicシリーズの新モデルを発表。

  • ユニバーサル・モデルは16"~20"まで1"刻みのMediumと、16"/18"/20"のHeavyの2種。