2020.05.04 UP

the NAMM Show 2020【Part.2】

SABIAN

今年も巨大なシンバル・ウォールでお出迎えのセイビアン。惜しまれつつ亡くなったニール・パートを偲び、PARAGONライドのSteampunk Limited Editionも掲げられていた。

お馴染みのシンバル・ウォールもさることながら、ブース入り口にはド派手なプリント・シンバルもディスプレイ。
AAXには写真の15" Thin Hatsをはじめ、Heavy Crash（18"／19"／20"）、Aero SplashとMini Holy Chinaを組み合わせたMini Monster Staxが追加された。
トーンホール加工が特徴のFRXには10"スプラッシュと18"チャイニーズという、エフェクト系が新たにラインナップ。

TURKISH

今年も個性的なモデルが並んだターキッシュ。シンバルのみで再現したドラム・キット（バス・ドラムもシンバル）も展示していた。

最新作のCappadocia（カッパドキア）シリーズをディスプレイ。異なるレイジングのかけ具合いと数種類のハンマリングを施し、程良くドライなディケイとレスポンスを実現したという。

UFIP

イタリアの老舗シンバル・メーカー＝UFIPは新製品を2種発表。

OMNIAシリーズ。トラディショナルなルックスでありながら、ロックやポップス、フュージョンやR&Bなど、現代的な音楽にマッチするサウンドを目指したという。
エンドーサーと共同開発するなど、チャレンジングなモデルが揃うExperience CollectionからBlast Collectionが独立。写真はダーク系サウンドのBlast Extra Dryから19"クラッシュ。

ZILDJIAN

ジルジャンからは、日本でもリリースされたi Familyをはじめ、アクセサリー類も新作が追加された。

注目のリーズナブル・モデル、i Family。17" Trash Crashやスプラッシュ、チャイナなど、エフェクト系も充実している印象で、単品販売の他、複数のシンバルがセットになったパック販売も行われる。
口径24"まで対応した堅牢なルックスのシンバル・ケースをはじめ、新デザインのチューニング・キーやロゴ入りドラム・ラグなども登場した。