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【有料会員限定/Set Up】リンゴ・スター|Peace & Loveに溢れた不滅の3点セット (Ringo Starr)
- Photo:Eiji Kikuchi
- Text:Katsuaki Komiya
DRUM KIT
2016年の来日公演でリンゴが使ったLudwig Legacy Maple
本日7月7日に86歳の誕生日を迎えたリンゴ・スター。4月には最新作『Long Long Road』をリリースし、自身のオールスター・バンドを率いた北米ツアーを終えたばかり。シンガーとして、そしてドラマーとして今なおステージに立ち続け、そのプレイは衰えを感じさせない。86歳を迎えた現在も現役でドラムを叩き続けるレジェンドの生誕を記念し、今回は2016年の来日時に取材した機材をあらためて紹介する。

▲リンゴの愛器は、ラディックのレガシー・メイプル(メイプル/ポプラ/メイプルの3プライ+レインフォースメント)。フィニッシュは★のインレイが入ったシルバー・ギャラクシーで、もちろんリンゴのために作られた特別仕様である。サイズは、24"✖️16"BD、13"✖️9"TT、16"✖️16”FTで、2016年当時のリンゴは、バス・ドラムは22"ではなく24"がお気に入りだったようだ。
ちなみにバス・ドラムのフロントの★マークは、左斜め上のテンション・ボルトから、左斜め下のテンション・ボルトへ紐を通して、ヘッドから浮かした状態で固定されている。
クローズドのセカンド・ハイハットもやはり近年のリンゴ・ドラミングのトレードマークである。何はともあれ、やっぱりリンゴのドラム・セットと言えばラディックである!

▲リンゴ側から。シンバルもやはり、ザ・ビートルズ時代からずっとジルジャン! 左から14"マスターサウンド・ハイハット、18”Kカスタム・ダーク・クラッシュ、セカンド(クローズド)ハイハットに13"Kハイハット・トップと13"Aマスターサウンド・ハイハット・ボトムの組み合わせ、20"ミディアム・ライド、16"Kコンスタンチノープル・クラッシュと並ぶ。このチョイスから、この頃のリンゴの好み、趣向がよくわかる。ハイハットはシャープなキレを、クラッシュはダークに、ライドは明るめでオールマイティといった感じだろうか。それにしてもメイン・ライドが、昔ながらのド定番、20"Aミディアム・ライドとは……。妙に納得である。
ヘッドはすべてレモで、タム類がトップにコーテッド・アンバサダー、ボトムにクリア・アンバサダー、バス・ドラムの打面はパワーストローク3コーテッドとなっている。
ちなみに椅子はラディックのサドル・タイプの背もたれつきで、高さは62cmとなっていた。身長約170cmのリンゴには高めと言える。

▲スネア・ドラムはラディックのクローム・オーヴァー・ブラスの402、14"✖️6.5"。打面ヘッドはCSコーテッドのホワイト・ドットで、ミュートはレモのロゴの左上に、細いガム・テープが2本。手前3本のボルトにはチューニング・ロックがつけられている。リンゴは、ちょうどボルトの位置が身体の中心くらいにくるようにスネアをセットし、左右のスティックが、ボルトとボルトの間に当たるようにショット。スネアの高さはリンゴ側に若干傾けた状態で66cmとなっていた。

▲リンゴの足元。ハードウェアはすべてラディックのアトラス・プロをチョイス。ダブル・チェーン+アンダープレートつきのフット・ペダルは、ビーターをDWの2ウェイ・タイプに交換し、プラスティック面を使用。

▲スティックは、ジルジャンのリンゴ・スター・シグネチャー・モデル(13.8mm×406mm/ヒッコリー)のナンバー“103”がプリントされていたが、市販されているグリップ部の紫のDIPは施されていないもの。

▲バス・ドラムのフロント・ヘッド穴から中を覗く。フロント・ヘッドはラディックの現在の標準、ウェザーマスターのリング・ミュートつきのホワイト・ヘッドで、さらにバス・ドラムの中にもミュートを入れる。マイクはシェルの中に仕込まれているのが特長。
SET UP!
【Drum Kit】
LUDWIG Legacy Maple
(Custom Silver Galaxy Star Inlayed)
24"✖️16" BD
13"✖️9" TT
16"✖️616" FT
【Snare Drums】
LUDWIG LB402B
14"✖️5.5"
【Cymbals】 (L→R)
ZILDJIAN
14" A Mastersound HiHat
18" K Custom Dark Crash
13" K HiHat(Top)➕ 13" A Mastersound HiHat(Bottom)
20" A Medium Ride
16" K Constantinople Crash