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アンダーソン・パークのシグネチャー・スネア LUDWIG “Pee .Wee”をレビュー!|博士 山本拓矢が試した【2025年4月号】のNEW PRODUCTS

アンダーソン・パークの創造性を昇華した
シグネチャー・スネアがラディックから発売

ブルーノ・マーズとのコラボレーション・プロジェクト=Silk Sonicで活躍するアンダーソン・パークのシグネチャー・スネア・ドラム、“Pee Wee”がラディックから登場。楽器のマルチ・プレイヤーとして活躍する彼の才能に合わせた、ユニークなデザインとスペックが特徴となる。
シェルは、北米産メイプル7プライを採用しており、仕上げにカスタム・インペリアルコート・ペイントが施されている。存在感を放つ“Vanderson Paisley”フィニッシュはVANSとのコラボレーションによるデザイン。ゴールドで統一されたハードウェアは、チューブ・ラグ、ダイキャスト・フープなど、ラディックのオーソドックスなスペックを備えており、P88ACストレイナー&P35バットを搭載。ヘッドは、打面側にEVANS G1コーテッド、スネア・サイドにEVANS 300 HAZYを標準装備。さらに、アンダーソン・パークの直筆サイン入りインナー・シールも付属。
サイズは、14″×5″と14″×6.5″の2種類をラインナップしており、いずれも全世界250台限定発売となる。国内入荷数は両サイズとも限られているため、楽器店への問い合わせはお早めに。

▲LUDWIG Anderson .Paak Signature Snare Drum “Pee .Wee”/LS401TDPWB(14″×5″) ¥187,000
Review

王道の仕様と豪奢なルックス
見た目も音も存在感を放つ1台
モダン・ラディック・サウンドを代表する、明るく伸びやかなトーンの7プライ・メイプル・シェルをフィーチャーした、クラシック・メイプル・シリーズがベースとなっています。ブラス・フィニッシュのゴールド・パーツと、特別なラップで仕上げられた、個性的な外観が目を引きますね。ボックス・タイプのボウタイ・ラグや、インペリアル・ラグ仕様を見かける機会が多いと思いますが、クラシカルなチューブ・ラグが採用されています。
ダイキャスト・フープとの組み合わせにより、タイトでありながら華やかさもあり、深めにミュートしても存在感が薄れず、音楽と演奏のスタイルを引き立てる仕様にチューンされている印象です。音色に関する仕様としては、あくまで王道の範疇であり、素直に反応してくれるので、さまざまな状況で活躍できるでしょう。
GEAR SPEC
◽️S401TDPWB(14″×5″)
¥187,000
◽️LS403TDPWB(14″×6.5″)
¥198,000
*共通仕様
【シェル】メイプル7プライ
【フープ】ダイキャスト・フープ(10テンション)
【ヘッド】エヴァンス(トップ:G1コーテッド/ボトム:300ヘイジー)
【スナッピー】18本線(L-1963)
【フィニッシュ】Vanderson Paisley
お問い合わせ:野中貿易(☎045-211-2022)