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    LUNA SEA、6年ぶりの新曲「FOREVER」発表|真矢氏のドラムが刻む“永遠”

    • Text:Atsuki Sano

    LUNA SEAが、ニュー・シングル「FOREVER」を2026年5月29日にリリースすることを発表した。約6年ぶりの新曲となる本作は、単なる新譜という枠を超えた意味を帯びている。

    発表は新月の夜=4月17日に公開されたメッセージ動画で行われた。映像にはRYUICHI、INORAN、SUGIZO、Jの4人が登場し、真矢氏亡き現在、それぞれの言葉で“FOREVER=永遠”について語った。

    RYUICHIは「音楽ってやっぱり永遠なんだよね」と語り、INORANはそれを「LUNA SEAという人たちの生き様」と位置づける。SUGIZOは「儚くもあり、残酷でもあり、同時に希望を持てる言葉」と表現し、Jは真矢氏の「歩みを止めないでほしい」という言葉を受け、「最高の楽曲に仕上げなきゃな」と静かに決意をにじませた。

    今年2月、ドラムの真矢氏が逝去。LUNA SEAのサウンドにおいて、氏の存在は不可欠だった。楽曲に“呼吸”を与えるドラミング、緻密なダイナミクスのコントロール、躍動するグルーヴと溢れる歌心――そのすべてがバンドの核を形成していた。

    そうした背景の中で届けられる今回の「FOREVER」。真矢氏のドラムも採用されており、公開された音源の一部からは、空間を大きく生かしたアレンジと、音数を絞り込んだ構築美が印象的に浮かび上がる。リズムが前に出て牽引するのではなく、全体を下から支え、楽曲の体温を一定に保つようなアプローチ。その中に氏が体現してきた“バンドの中で機能するリズム”という思想が確かに息づいている。

    ゴースト・ノートの扱い、シンバル・ワークの余韻、フィルインの配置――そうした要素が楽曲の情感に直結する点も含め、今回のサウンドはLUNA SEAが築いてきたリズム美学の延長線上にあると言えるだろう。ドラマー視点で聴くならば、一打一打の配置や余白の設計にこそ注目したい。

    なお本作は、ツアー<LUNA SEA TOUR 2026 UNENDING JOURNEY -FOREVER->の初日と同日にリリースされる。スタジオ音源で提示されたリズムが、ライブでどのようなグルーヴとして立ち上がるのか。その瞬間にも注目が集まる。ツアーの情報はこちら

    真矢氏が選んだ原点回帰のドラム・セットの詳細