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ロック・シーンの最前線を走り続けてきた3ピース・バンド、UNISON SQUARE GARDENが、2026年7月15日の幕張メッセ公演をもってドラマー、鈴木貴雄の脱退、およびバンドの活動休止をオフィシャルHPで発表した(こちら)。
2004年の結成から22年、一度もメンバーチェンジすることなく、「最強の3ピース」として君臨し続けた彼らが下した突然の発表に衝撃が広がっている。
鈴木も自身のXで「嬉しくないお知らせだと思うので覚悟してから読んでネン」と投稿し、下記の声明を発表。運営方針を巡り、メンバー間で折り合いをつけることができなかった経緯について言及している。
ごめーん!バンド辞めることになりました!
長いバンド活動の中で、自分とメンバーが衝突する事は度々ありました。
2025年にも運営方針の違いで大きく揉めました。その中で田淵から「20周年を経て疲れきってしまった、辞めたい」と打診がありました。
その疲れの大きな原因の一つは自分でした。バンドは続けたかったので様々なやり方を提案してきましたが、良い落とし所は見つかりませんでした。しかしそもそもバンドが無くなってしまってはもったいないので自分が辞めバンドの存続を優先する事にしました。
奇跡的なメンバーでの活動、ファンに恵まれたことなど、失うものが大きい事はもちろん自覚しています。しかしここ1年時間をかけ、諦めや決意を固めてきました。今後やりたい事もたくさんありますし、助けてくれる仲間もたくさんいます。そのおかげで希望を持って生きる覚悟が決まりました。なので心配なさらないでくださいね。今後のことは脱退ライブ後にこのアカウントで伝えていきます。(鈴木貴雄chの非常にポップな動画は、この投稿以降も引き続き上がり続けます)
今までもこれからもファンの皆さんに対しては感謝しかありません。今後も付き合ってくださる方はどうぞよろしく! ユニゾンの事は、遠巻きながら応援と言うと嘘くさいかもしれないけど、良いバンドなんで引き続きご愛顧のほどよろしくお願いします!
鈴木貴雄
バンドの解散ではなく、自らが抜けることで、活動休止にはなるものの、バンドの存続を選んだという決断は極めて異例と言えるだろう。声明ではやりたい事がたくさんあると綴ってあるが、それがドラマーとしての活動となるのかは現時点では不明。
ドラマーとしての確かなスキルを持ち、踊るように叩くアグレッシヴなプレイでオーディエンスを鼓舞してきた鈴木。長年に渡ってその屋台骨を担ってきただけに、彼のいないバンド・サウンドがどのようなものになるのか、現時点では実感が湧かないという人がほとんどだろう。まずはラストとなる7月の公演に注目したい。
鈴木貴雄が自身の考えを熱く語った
2018年3月号の表紙インタビュー

なお鈴木のドラミングや音楽観については表紙を飾った2018年4月号を筆頭に、過去のインタビューでも詳しく語られている。