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【ドラマガ22年4月号連動】日本の偉大なドラマー40 – BOBO’s Vote
- Illustration:Takahisa Gomi
好評発売中のリズム&ドラム・マガジン本誌2022年4月号では、創刊40周年記念特集Vol.2「日本の偉大なドラマー40」の投票結果を掲載。アンケートには85名のプロ・ドラマー&本誌ライターに参加していただきました。本特集は誌面&Web連動企画ということで、「ドラマガWeb」では、誌面に掲載しきれなかった投票コメントを紹介していきます。ぜひ、誌面と併せてお楽しみください!
BOBO’s vote
【Q】あなたが思う“日本の偉大なドラマー”は誰ですか?
*投票したいドラマーをコメントつきで選出(最大3名/順不同)
渋谷賢一
BOBO:高校でドラム始めたとき、ブラスバンド部に渋谷っていう同じ学年でドラムすごい奴がいる、って話を聞いて、コッソリ放課後ブラバンの部室覗きに行ったんだよね。サックスと2人でセッションしてたんだけど、なんかサンバ・キック(あれがサンバ・キックだったってことはあとで知ったけど)しながら叩きまくってて、もうすごすぎて話しかけられずにそっとドアを閉めて家に帰って、その晩はレベルの違いにショックで寝れなかったね。いや寝たかも。
その後仲良くなって、ファンキー末吉さんやそうる透さんのクリニックとか誘ってくれて、一緒に行ったりしたな。間違いなく俺のドラム人生を変えてくれた存在。今もジャズや教育現場で活躍してるよ。
相澤良太
BOBO:で、BOBO少年は大学に入るんだけど、まあそこそこ叩けたし自分のレベルもそこそこイケてんじゃね?とか思いながらロック・バンド・サークルに入るんだけど、そこにいた化けもん先輩が良太さん。もう初めて間近で演奏見たときは涙出たよ。もうすべてがカッコ良くて。あそこまで人に憧れたのは最初で最後かな。もうセッティングや叩き方はもちろん、普段の格好やブーツまで真似したよ。全然真似できてなかったけど。感謝しかありません、本当に尊敬してます。
岩瀬立飛
BOBO:で、BOBO少年は大学2年生になって同じ学年でジャズやってる仲間達ができて、そいつらのいたジャズ研にも入るんだけど、そこにいた化けもん先輩がタッピさん。演奏見たとき、もう“憧れる”とかじゃなくてドラムやめようと思ったね。圧倒的すぎて。この先ドラムやっててもタッピさんよりうまくなることはない、って思って。それからしばらくドラム叩かないでコンガばっか叩いてた。ってコンガの人に失礼だっつの。まあドラムに戻ったけど。
でも間違いなく自分のスタイルは変わった。タッピさんと同じベクトル向いても、それは絶対俺より良いんだから違う方向、つうか俺だけの方向を向くって意識が初めて芽生えた。今の自分があるのは、って話だよね。ああ、なんか懐かしくて涙出てきた。タッピー、連絡しまーす‼️
リズム&ドラム・マガジン2022年4月号
特集「日本の偉大なドラマー40」誌面掲載内容
発売中のリズム&ドラム・マガジン22年4月号本誌では、プロ・ドラマーへのアンケート投票&一般SNSユーザーを対象としたWeb投票を集計し、“偉大なドラマー”としてより名前の多く挙がったプレイヤー40名を、投票者コメント(ピックアップ掲載)と共にカウントダウン形式で発表!
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