NOTES
ジャズは難しいと思って敬遠している人、スウィングしようとしてもロック風のシャッフルになってしまう人……そういったドラマー達にオススメしたいのが、誰もが気軽にジャズ体験ができる“敷居の超低い1冊”=『なんちゃってジャズ・ドラム』。ドラマガWebではそのコンテンツの一部を公開! 第一弾は、4分音符でシンバル・レガートにチャレンジして、“なんちゃって”から奏法のコツを掴んでいこう。
#1 超カンタン! 4分音符でシンバル・レガート
ベーシック・フレーズ
難易度 ★☆☆
4ビートの最も基本と言える4分音符のシンバル・レガートを使ったパターン。譜面的には超シンプルだが、軽快なスウィング感で叩くのは意外に難しくて奥が深い。軽くグリップしたスティックを弾ませるように心がけて演奏しよう。ハイハットの2拍4拍をシャープに踏むことも忘れずに!
POINT!
▶︎弾むようなフィールで4分音符を演奏しよう
▶︎常に3連符の流れを意識しながら演奏しよう
うまそうに演奏するためのヒント!
★ 4分なんだけど3連を感じながらプレイする!
1つ1つの音の間で常に3連符を感じながら叩くことが、4分音符をジャズっぽく演奏するコツ。以下の譜面に記したように「いちと・ にいと〜」などと3連符を歌いながら4分音符を叩いてみると、イメージを掴みやすい。
さらに一歩進んで、スティックを振る軌道の中にも3連符を感じられるようになるといい。 ヒットした瞬間よりも、その間を動くスティックの流れに深く注意を向けてみよう。右下にそのイメージを図示してみたが、特に各3連符の 3音目のタイミングをしっかり意識して叩くと感じがつかみやすいだろう。
自宅トレーニング用フレーズ
3連符を意識しながら4分音符を叩く練習
4分音符と3連符を譜例に示したような手順で叩き分ける練習。これをやれば、3連符を意識しながら右手で4分音符を叩く感覚を養うことができる。2小節目の左手はやや小さめの音量で。右手は1〜2小節目とも3連符を意識しながら一定のストロークで叩くのがポイント。