影丸が使用したのはYamahaのフラッグシップ・モデル=PHXシリーズ。1バス、3タム、2フロア・タムという構成で、ジグザグで演奏するときよりもややシンプルなセッティング。シンバルはドラマー左手側から、18″A Custom Projection Crash、20″ A Ride、18″ A Custom China、12” A New Beat HiHat、20″ Oriental China Trash、6″ FX Zil-Bell + 8” S Splash、18″ S Trash Crashという並び。縦に高く配置され、右手側はHEXRACK Ⅱを駆使してセッティングしている点もポイント。
左手側
右手側
SATOKO’s Gear
SATOKOのセットは、父親である菅沼孝三氏の最後の愛器となったYamahaのStage Custom Hip。浅胴シェルのコンパクトなモデルで、ロータムの位置に同シリーズのスネア・ドラムが配置されてる。シンバルはドラマー左手側から10” K Splash、16” FX Oriental China Trash、14” K HiHat、20” K Custom Medium Ride、16” K Custom Session Crash、18” K Custom Session Crash、18” A Custom China。孝三氏が所有していたシンバルとSATOKOの愛用品をミックス。オープン・ハンド奏法を使ってプレイするため、左手側にシンバルが集中している点が特徴。
左手側
右手側
Bando’s Gear
さまざまなモデルを所有している坂東がこの日選んだのはYamahaのRecording Custom。フロントにタムを3つ、フロア・タムは左右に1つずつ、さらに右手側にシングル・ヘッド仕様の20″BDをゴング・バスとして配置。シンバルは左手側から13” K Custom Dark HiHat、18” Azuka Salsa Timble Cymbals、20” K Cluster Crash、9” FX Oriental Trash Splash、19” K Sweet Crash、21” K Custom Organic Ride、18” K Custom Dark Crash、22” A Swish Knockerという並びで、4人の中でも最もバラエティに富んだセッティング。発泡ポリウレタン製のシンパッドでシンバルを固定している点にも注目!
左手側
右手側
Kanda’s Gear
神田は旧SAKAEのTrilogyをセレクトし、1バス、1タム、2フロア・タムという王道ロック・セッティングに、スネア・ドラムを2台配置。シンバルは15” A Avedis HiHat、18” K Cluster Crash + 6” A Custom Splash、14” K Custom Special Dry Fx HiHat + 14” FX Oriental China Trash、21” A Avedis Crash/Ride、19” A Avedis Crash/Ride、19” K Custom Special Dark Trash Crash+16” K EFXという構成で、刻みを担うハイハット&ライドにA Avedisを選択。オリジナルのスタック・シンバルも複数枚セットし、独創的なサウンドを奏でていた。