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History
イスタンブールに居を構えるアルメニア人の錬金術師=アベディスⅠ世が、合金処理法において独自の製法を発明し、その製法を生かすことにより透明感のある、そして力強い音を産み出すまさに芸術的シンバルの製作に成功。オスマン・トルコ皇帝に従う、その名も高いイェニチェリ軍楽隊がアベディスのシンバルを採用し、日常的な祈りから、宗教上の祝祭、皇室の結婚式、そしてオスマンの軍隊の召集にまで利用した。
皇帝はアベディスに感謝の意を表し、彼にシンバル職人の称号として「ジルジャン」を授けた。‘Zildjian’はアルメニア語で「シンバル職人」を意味する。‘Zil’はトルコ語で「シンバル」、‘dj’は「メーカー」、そして‘ian’は「~の息子」を意味するアルメニア語の接尾辞である。
1623年、宮仕えから独立することを皇帝に許されたアベディスは、コンスタンティノープルの郊外で、シンバル製造の工房を始めた……今から400年前の出来事であった。
その後クラシックの作曲家が楽曲にシンバルを取り入れるようになる。その先駆けとして知られるのが、ドイツの作曲家、ニコラウス・アダム・シュトルンクのオペラ「エステル」。18世紀には、ヨーロッパの軍隊でシンバルが愛用されるようになり、1782年モーツァルトの「後宮からの誘拐」の劇中で流れるイェニチェリの曲はシンバルが特徴的な楽曲であった。その12年後には、ハイドンがシンバルを使った交響曲 「軍隊」を発表した。
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