SPECIAL
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シュラグヴェルクの最新カホン×12を一気叩き! feat.福長雅夫
- Contents & Text:Rhythm & Drums Magazine
アジャイルカホン デュアル・レッド
カホン・アジャイル・モデル
コイル線タイプの響き線から極めて速く、
タイトな反応を引き出す画期的な構造へと進化したモデル
中低域がしっかりした落ち着いた音
ベース・ネイチャーとの2台持ちも◎
【Fukucho’s Comment】同じシリーズのベース・ネイチャーと比べると、こちらは中低域がしっかりしていて、自分で叩いていても外で音を聴いても落ち着いているのが特徴だと思います。バウンダリー・マイクを仕込めば、マイクを通した音作りも、かなりやりやすいのではないでしょうか。シュラグヴェルクの中ではリーズナブルな価格帯で、コスト・パフォーマンスに優れているので、小気味良いベース・ネイチャー、中低域のデュアル・レッドと、シチュエーションによって2台叩き分けるために持っておくのも良さそうです。
【Schlagwerk’s Messeage】アジャイル・デュアル・レッドは、アジャイル・ベース・カホンとほぼ同じ構造です。しかし、違いは前面と背面の演奏面にあります。サウンド・ホールは側面にありますので、表も裏も演奏可能です。一方の面には弦やスネア・ワイヤーが張られていませんので、キューバのボンゴのようなとてもドライな音が出ますが、もう一方の面ではアジャイル・カホンらしい音が出ます。
Specification
SR-CP544
●材:[打面]マホガニー×2打面[側面]バーチ8プライ
●サイズ:300mm×300mm×500mm(WDH)
●響き線:コイル線タイプ
●付属品:カホン・リュックサック