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    MUSIC AWARDS JAPANとは?

    音楽業界の主要5団体(日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本音楽出版社協会、コンサートプロモーターズ協会)が設立した一般社団法人カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会(CEIPA)が主催する、新たなる音楽の祭典=「MUSIC AWARDS JAPAN」。

    2回目の開催となる今年は、最優秀アーティスト賞や楽曲賞をはじめとする主要部門に加え、ロックやジャズ、オルタナティヴといった音楽ジャンル別のカテゴリーも設定された全77部門において、プロフェッショナルの目線で優れたアーティスト/作品を選出するという試みのもと、音楽業界関係者からの投票がスタートしていた。ノミネート作品発表会では、アンバサダーの中島健人と畑 芽育、進行のクリス・ペプラーと住吉美紀によって、主要6部門となる「最優秀楽曲賞」、「最優秀アーティスト賞」、「最優秀ニュー・アーティスト賞」、「最優秀アルバム賞」、「最優秀アジア楽曲賞」、「Top Global Hit from Japan」、のノミネートが発表となった。

    授賞式に向けてさまざまなイベントを展開

    授賞式は6月13日に東京・TOYOTA ARENA TOKYOとSGCホール有明で開催。当日に向けて6月5日〜13日は“「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」アワードウィーク”と銘打ち、さまざまなイベントを展開。ノミネート・アーティストが撮り下ろしのパフォーマンスをプレミア公開する「YouTube Music Weekend:MUSIC AWARDS JAPAN 2026 Edition」を皮切りに、石若 駿率いるスペシャル・バンドによるライヴ・イベント“JAZZ NOT ONLY JAZZ”のMAJ特別ステージ、全曲生バンド演奏によるアニメ音楽フェス“リスアニ!”、2026年のMAJのシンボルである大瀧詠一のトリビュート・ライヴ(ドラムは上原“ユカリ”裕、パーカッションに三沢またろう)など、さまざまなイベント、コラボを予定している(詳細はこちら)。

    ノミネート作品/アーティストから
    注目のドラマーを深掘り!

    ここでは、「最優秀楽曲賞」、「最優秀アーティスト賞」、「最優秀ニュー・アーティスト賞」、「最優秀アルバム賞」、「Best Global Hit from Japan」、「最優秀アジア楽曲賞」のノミネート作品/アーティストを、ドラマー陣にも注目しながら紹介していく。

    最優秀楽曲賞

    最優秀楽曲賞は映画主題歌やバイラルで爆発的なヒットを記録した5曲がノミネート。どの楽曲も、リリース以降さまざまなメディアで聴かなかったことはないほど、日常生活に浸透したと言っても過言ではないラインナップだ。近年すっかりメイン・ストリームとなった打ち込み音楽が中心となった中、唯一のバンド楽曲となったのはサカナクションの「怪獣」。3月に発売となった映像作品『SAKANAQUARIUM 2025 “怪獣”』では、GRETSCHのUSA Customを使用している江島啓一が確認できる。このドラム・セットは2023年発売の『Drum Set File Vol.3』に掲載のもので、当時はまだ手元に届いたばかりだったという1台。今ではすっかり江島の相棒となり、サカナクション・サウンドのボトムを担う。

    アイナ・ジ・エンドの「革命道中 – On The Way」はプログラミングによるドラムではあるが、ライヴでは大井一彌が演奏。ドラムンベース主体の楽曲を、ハイブリッドなセッティングでメカニカルに、時に有機的にグルーヴさせている。

    最優秀アーティスト賞

    最優秀アーティスト賞には藤井 風、Mrs. GREEN APPLE、米津玄師、そして最優秀楽曲賞にもノミネートされているサカナクションとHANAという5組がラインナップ。

    藤井 風は4月に開催されたアメリカ最大級の音楽フェス“コーチェラ”出演も記憶に新しいが、彼のステージをデビュー当時から支えているのは佐治宣英。佐治の詳しい経歴やドラミングについてはこちらの記事に詳細をまとめているので、ぜひチェックしてほしい。

    もはや社会現象と言っても過言ではないほど、さまざまなシーンに引っ張りだこのMrs. GREEN APPLEは、10周年イヤーとなる昨年、ベスト・アルバム『10』リリースや神奈川・山下埠頭で計10万人を動員する大規模な野外ライヴを開催。2026年1月1日より“フェース3”と銘打ち、その勢いは衰えるところを知らない。その山下埠頭でのライヴや、「クスシキ」、「天国」、「夏の影」など2025年にリリースされた楽曲に参加しているのは河村吉宏。

    ずっと真夜中でいいのに。や絢香、一青窈、CLAN QUEEN、TOMOO、なきごとなどのライヴ/レコーディングにも参加しており、現在のJ-POPシーンに欠かせない存在となっている。ドラム・マガジン2025年10月号では、父親で日本を代表するドラマーである河村”カースケ”智康との対談も行っており、そのルーツに深掘りしているので、ぜひチェックしてみてほしい。

    最優秀ニュー・アーティスト賞

    ダンス&ヴォーカル・グループやアイドルがひしめく中で、最優秀ニュー・アーティスト賞には新世代フューチャー・ソウル・バンド=luvと、3ピース・バンド=ブランデー戦記という関西発のバンド2組がノミネートされた。

    luvは2023年6月に結成された、メンバー全員2003年生まれという気鋭の若手バンド。幼い頃からの友人や大学のジャズ研で出会った仲間で構成されており、Hiyn(vo、g)、Ofeen(DJ)、Rosa(key)、Zum(b)、Sho(d)という5人組で、90年代〜Y2Kのネオソウル、アシッド・ジャズを中心に、ジャズやヒップホップなどのブラックミュージックに影響を受けているという。メロウな楽曲を穏やかに、しかし確実にグルーヴさせるShoの堅実なドラミングにはどのようなルーツが隠れているのか、気になるところだ。

    ブランデー戦記は蓮月(g、vo)、みのり(b、cho)、ボリ(d)からなる大阪発の3ピース・バンド。2022年8月に結成され、同年12月にYouTubeで公開された、「Musica」の自主制作MVが、1ヵ月で100万回再生を記録し注目を集める。2023年には「COUNTDOWN JAPAN 23/24」へ初出演、2024年夏には全国の大型フェスへの出演を果たすなど、国内のライヴ・シーンで急速に支持を集めている。オルタナティヴやグランジ、パンクを独自に昇華したミクスチャー・ロックを基軸としており、ボリのシンプルかつ骨太なプレイにも注目だ。

    最優秀アルバム賞

    最優秀アルバム賞には、Mrs. GREEN APPLE、星野 源、藤井 風、RADWIMPSトリビュート、サザンオールスターズの作品がノミネート。

    Mrs. GREEN APPLEのベスト・アルバム『10』には、前述の河村吉宏の他、クラカズヒデユキ、神田リョウ、マイク・マリントンといったフェーズ2からのお馴染みのドラマー達が参加している。神田リョウが登場し、その生い立ちから現在地までたっぷり語った連載『STUDIO GERAT “NEXT”』はドラム・マガジン2025年7月号で読める(こちら)!

    星野 源の6年半ぶりのオリジナル・アルバムとなった『Gen』では、近年共同アレンジを務めるmabanuaをはじめ、玉田豊夢、河村“カースケ”智康、石若 駿が参加。韓国のラッパー、イ・ヨンジとのコラボ曲「2(feat. Lee Youngji)」ではフィラデルフィア出身のドラマー、Steve McKieを起用。「Mad Hope」、「Glitch」ではルイス・コールが演奏し、注目を集めた。

    グローバル志向に舵を切った藤井 風の3rdアルバム『Prema』は、海外のミュージシャンを積極的に起用。ドラムが打ち込みの楽曲も多いが、リード・トラック「Hachikō」と「It Ain’t Over」ではカナダのインストゥルメンタル・バンド、BADBADNOTGOODのAlexander Sowinskiが演奏。「Casket Girl」ではドラムにJacob Bugden, Luca Caruso, Liam Toon、パーカッションにはJacob Bugden, Luca Caruso, Seth Tackaberryという複数のミュージシャンがクレジットされている。

    RADWIMPSのトリビュート・アルバム『Dear Jubilee』にはさまざまなドラマーが参加。SEKAI NO OWARIがカヴァーした「最大公約数」では柏倉隆史が演奏。米津玄師の「トレモロ」ではお馴染みの堀 正輝、ずっと真夜中でいいのに。の「有心論」では神谷洵平、My Hair Is Bad(山田 淳)は「いいんですか?」、宮本浩次「おしゃかしゃま」では石若 駿、DISH//(泉 大智)は「携帯電話」、Mrs. GREEN APPLEの「狭心症」では河村吉宏、ヨルシカの「DARMA GRAND PRIX」ではMasack、Vaundyの「前前前世」ではやはりBOBOがドラムを担当。現代のJ-POPシーンになくてはならないドラマーが集結した印象だ。

    泉 大智(DISH//)が最新アルバム『aRange』について語ったインタビューを公開中!

    そしてサザンオールスターズの10年ぶり16枚目となるオリジナル・アルバム『THANK YOU SO MUCH』もノミネート。昭和・平成・令和と3つの時代を刻み続けてきた松田 弘の“サザン・ビート”はさらなる深化を遂げ、最新のサウンドへとアップデートされている。

    Top Global Hit from Japan

    海外でヒットした国内楽曲を称える「Top Global Hit from Japan」では、7人組ヒップホップ/R&BグループのXGのアルバム『THE CORE – 核』より「HYPNOTIZE」、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』のOP/EDである米津玄師「IRIS OUT」と宇多田ヒカルとの共作「JANE DOE」、LiSAがStray KidsのFelixをフィーチャリングに迎えた「ReawakeR」、そして2022年にリリースされたAdoの「うっせぇわ」がノミネート。日本のアニメ文化やボカロP文化、海外を意識した楽曲が支持を集めた結果となった。

    最優秀アジア楽曲賞

    アジア圏のヒット曲を称える「最優秀アジア楽曲賞」では、韓国のシンガー“WOODZ”やバーチャル・アイドル“PLAVE”、アニメーション映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の楽曲など、多彩な顔ぶれ。その他、インドネシアの歌手、Silet Open UpとフィリピンのCup of Joeがノミネートされた。

    MUSIC AWARDS JAPAN 2026 開催概要

    ●開催日時:2026年6月13日(土)
    ※開催ウィーク:2025年6月5日(金)〜13日(土)
    ●会場:TOYOTA ARENA TOKYO、SGCホール有明(TOKYO DREAM PARK)
    ●放送:NHK総合にて生中継(Grand Ceremony)
        NHK BS(レッド・カーペット・ライブ)
        TOKYO MX(Premiere Ceremony)
    ●配信:YouTubeにて全世界配信予定 ※一部地域を除く
        Lemino / ABEMA / radikoにて生配信
    ●公式サイト:https://www.musicawardsjapan.com/
    ●協力:経済産業省、文化庁、日本貿易振興機構(ジェトロ)(予定)
    ●後援:東京都、国際交流基金